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別海バイオガス発電株式会社は日本最大級の畜産糞尿発電の会社です。

TEL. 0153-79-5552

〒086-0216 北海道野付郡別海町別海2番地

現場所長の部屋


2015年6月2日(火)
最終回

ここ2日間は快晴が続き、本当にさわやかな気候となりました。

前回の記事に載せた発電機も試運転に入り、ドイツからのエンジニア2人を迎え、5月27日にA号機のガスエンジンが動き始めました。
順次B、C号機を起動させ、予定通り、6月からは発電機との連動運動を行います。

原料となる牛さんのウンコも、毎日100トン程度が搬入されています。

春を待って作業を再開した、外構工事もほぼ完了したので、お隣にある根室北部広域ごみ処理工場の59mの煙突から、施設の全景写真を撮らせて頂きました。
快晴に恵まれ、綺麗な写真が撮れました。

昨年の6月10日に別海町のアパートに入り、約1年、施設の完成を見届けましたので、5月末で離任します。

秋口までの片道8kmの自転車通勤、冬の暴風雪による8回もの作業中断など、色々なことが思い起こされます。
6月からは、暑い幕張勤務、7月からはさらに暑い大阪での勤務が待っています。ここ北海道、別海町の過ごしやすい夏を懐かしむことでしょうね。

7月から書き始めて今回で15回、今回で最終回となりました。
ご愛読ありがとうございました。

2015年5月7日(木)
発電機据付開始

別海町も気温が20℃を超える日が来るなど、急激に春を迎えました。
牧草地にも緑を感じる今日この頃です。

4月15日には、北海道農政事務所による国庫補助金の検査を受け、4月30日、無事に補助金を頂くことができました。
同じ4月30日には、工事の最後となるガス発電機の据付を開始しました。

ドイツ製の発電機で特製のコンテナに収納されていますが、コンテナの巾が大きく、通行規制を受けるため、夜間のみ移動が許可されています。

東京、大井ふ頭から茨城県ひたちなか港まで陸送、そこから釧路港まで海上輸送されました。
釧路港を29日の夜21時に出発し、別海現地には30日の朝の6時に到着しました。

発電機の重量が29トンあるので、据付場所には、クレーンを設置するための仮設路盤を道路ののり面に設ける申請を別海町役場と警察に行い、工事用の路盤を作りました。

クレーンは90トンと35トンの2台を用いて据付を行いました。

当初の計画では4月30日と5月1日の2日間で据付ける予定でしたが、極めて順調に作業が進み、4月30日の1日で3台とも据付けを行うことができました。
この後、煙突などの付属品、配管工事やケーブルなどの電気工事を行い、18日頃から試運転を行う予定です。

昨年の6月10日に別海現地に常駐を始めてからほぼ11カ月、いよいよ最後が近付いてきました。

2015年3月31日(火)
試運転開始

この現場も3月末の完成を目指して、最後の追い込みに入っています。

プラントの配管や電気・計装工事を担当する職人さんが、毎日50人近く働いています。
土木建築工事は、電気関係の工事を残し完了し、3月10日に建築確認検査を受け、翌11日に検査済証を受領しました。

建築確認検査に先立ち、6日には消防署による、灯油タンクなどの危険物、火災報知機などの消防設備の消防検査にも合格しています。

このことにより、施設の使用が可能になったので、13日から1週間、運転に必要な種汚泥を試運転も兼ねて毎日約140トン受け入れました。
現場にほのかな汚泥の臭気が漂うようになりました。

試運転ではこのほか、ボイラーやポンプなどの各種機械の運転確認と配管内部の清掃を兼ねて連続運転を行い、同時に制御系の確認、調整を行っています。

事務所は土建工事を担当していた1名が離任し、工事を担当する職員4名と試運転班の3名、工事と試運転を助成する設計メンバー3名、配管の検査を専門に行う1名を加えた11名が勤務しています。

本州では桜の開花が報道されていますが、ここ別海ではまだまだ雪が残っていて雪がちらつく日もあります。
でも、もうすぐ春ですね。

2015年2月27日(金)
施設見学会

2月24日から26日までの3日間、1日3回(26日のみ2回)、計8回、地元の酪農家の方々や農協の方々などを対象に、施設の見学会を開催しました。

水沼猛別海町長にも参加して頂き、3日間で合計117名という大勢の方の参加を得ました。

1回約1時間、まずは工事事務所の会議室で施設の仕組みをご説明し、その後現場に回り、施設が動き出すと一般の方には見て頂けない、前処理工程の設備や発酵槽の内部も見学して頂きました。

別海バイオガス発電鰍フ小倉社長が説明役で、非常に熱く語られ、参加者の皆さんとの間でも前向きで活発な質疑応答が繰り広げられました。

既に施設の運転に必要な量のふん尿は確保していますが、今回の見学会により、更に参加酪農家さんが増えることも期待しています。

3日間は穏やかな天気に恵まれたのですが、そのために地面の凍結が緩み、酷いぬかるみになりました。そこを8回廻りましたので、最終日は腰が痛くなりました。

本日2月27日、別海町には朝から大雪警報が発令されています。今までのパウダースノーとは違い、湿った牡丹雪が降っています。春も近付いてきたということでしょうか。

2015年2月9日(月)
除雪作業

1月の中旬以降、大雪による作業中断が3回、4日間ありました。

直線距離で60km位しか離れていない羅臼町は記録的な大雪で、2月2日から3日間孤立状態が続いたことは、ニュースにもなりましたので皆さんご承知のことと思います。

別海町はそれほどもありませんでしたが、それでも次々と道路の通行止めが続き、午前中で引き揚げた日もありました。

現場では、現在3台のタイヤショベルを常駐させ、いつでも除雪ができるようにしています。

2月7日には、施設の一部である調整槽という、コンクリート水槽の天井部分に積もった雪と、それが凍ってしまった氷を排除しました。

天井部分の面積はおよそ270uで、5人の作業員さんがモッコに雪を入れて、それをクレーンで下ろす作業でしたが、1日では終わりませんでした。
あと少し残ったので、9日に続きを行う予定です。

25トンクレーンの代車として、大きな90トンオールテレーン(トラック)クレーンが座り、なかなかダイナミックな作業でした。
さすが、北海道です。

8日も遅くなってからは雪の予報ですが、出来れば降って欲しくないものです。

2015年1月20日(火)
新年

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

今年は平成27年ですね。私は昭和27年生まれですので、この27という年、数には少し感慨を覚えます。
年末年始はおよそ10日間の休みがあり、溜まっていた疲れもすっかり取れました。

現場は、6日から再開しました。
当日は除雪作業からのつもりでしたが、幸いお休みの間に雪は降っておらず、最初から通常作業にかかれました。

12月は最低気温が-15℃位まで下がっていましたが、1月に戻ってきてからは、-7℃位までしか下がらず、日中も比較的暖かく、風のない日が続いて、現場作業は順調に進んでいます。

とはいえ、この温度はコンクリートには大敵で、およそ50℃のお湯で生コンクリートを練り、コンクリートを打った場所にはジェットヒーターとブルーシートで採暖設備を作り、養生しています。
コンクリートミキサー車からは湯気が出て、採暖場所は春のようです。

10日は各所で成人式がありましたね。
当現場でも3名が新成人で、大人入りを果たしました。
若いって良いですね!

2014年12月22日(月)
バキュームテスト

牛さんのふん尿を貯めて、メタンガスを発酵させる重要な役割を持つ発酵槽は、A・B2基ありますが、2基とも鋼製の本体は完成し、今は周囲に保温材を巻く作業を行っています。

直径17m、高さは21mあり、内部にはふん尿をかき混ぜる大きな撹拌機が設置されています。

ふん尿が漏れることが無いように、全ての板は溶接で接続されています。
特に底板は本当に小さな穴も開いていないことを確認するために、バキュームテストを行っています。

このテストは、透明なアクリル板で箱を作り、石鹸水をかけた溶接部の上に置き、箱の中を真空にすることで、万が一溶接部に穴が開いていればその穴から空気が入り、泡が立つ原理を応用したものです。

底板は巾2.4m×長さ12m 厚さ9mmの鋼板を13枚使って作られています。
底板の溶接の長さは、およそ164mありますが、このすべての溶接線にバキュームテストを行っています。

本日、12月15日の別海町の最高気温は0℃です。
いよいよ私の経験したことのない寒さに突入しました。

2014年12月2日(火)
クレーン

前々回では、コンクリートをならす騎乗式トロウエルの紹介をしましたが、今回は機械の据付で活躍している2種類のクレーンを紹介します。

2台ともクローラクレーン(キャタピラを持ち、自走できるクレーン)に属しています。

1台目は、小型のクローラクレーンで、「ミニクローラ」とも呼ばれています。
最大吊り上げ荷重は4.9トンです。
通常、プラント工事では、機械は屋根を塞ぐ前に取り込みますが、今回は工期の関係で屋根工事の後でも機械を取り込む必要があります。

1993年製で少し古くなっていますが、小さな車体ですので、高さ10m弱の受入原料棟建物の中に入れて使用でき、機械の取り込み、据付に大活躍しています。

もう1台はもっと小型のクローラクレーンで、その姿から「かにクレーン」と呼ばれています。
こんな形ですが、最大吊り上げ荷重は2.3トン、小さな力持ちです。
その超小型の特徴を生かし、機械と機械の間の狭い場所にも入り込み、やはり機械の据付に活躍しています。

今日の現場には作業員さんが80名以上入り、土建、建築設備、機器据付、保温、電気と様々な種類の仕事を行っています。

先週の火曜日は朝から断続的に雪が降りました。
いよいよ冬が近づきつつあるようです。

2014年11月11日(火)
平糸駅探索

今回は現場近くにあった、旧国鉄標津線・平糸駅を探索したお話です。

11月8日(土)お昼休みに事務所のメンバーで探索に行きました。
6月に赴任した時から訪れたいと思っていましたが、草が茂っていたので11月になるのを待っていました。

この日は待望の日で、お昼ごはんもそこそこに行ってきました。

昔の駅と列車の写っている航空写真や路線図を頼りに場所を見定めて、藪に入って行きました。
藪を30mくらい歩くと、赤い手すりのプラットホームが見えてきました。

平糸駅です。

ディーゼルカーが2両停まれる位の小さな駅です。
傍には待合室が朽ち果てています。

平糸駅の1日の乗降者数は6人と書いた資料があります。
念願が叶いましたが、標津線に乗ってみたかったです。

現場の周辺にはこのほかに鉄橋が2か所残っています。
また、平糸駅・別海駅に続く奥行臼駅は駅舎やホーム、線路、別海村営軌道で使われた車両などが残されていて、鉄ちゃんにはたまらない場所です。

現場は発酵槽B、消化液貯留槽の組立工事が開始されました。

2014年10月15日(水)
基礎コンクリート打設

先週末、10日・11日と2日連続して、基礎コンクリートの打設がありました。

10日は消化液貯留槽の基礎で、直径約50m、打設したコンクリートはおよそ550m3と、今回の工事では最大量でした。

朝5時半から朝礼を行い、2台のポンプ車を使ってコンクリートを打ちました。
作業は順調に進みましたが、もう少しで打ち終わるという頃に雨が降ってきて、ならしは少し中断しました。

しかし、すぐに雨が上がり、10人の左官さんの手で、ならしも夜の20時半に終了しました。

この作業の中で、騎乗式トロウエルというマシンを初めて見ました。
トロウエルは、コンクリートの表面を押さえるための回転式の円盤や羽根がついた機械ですが、騎乗式とはまさに、作業員が乗って押さえを行うマシンです。
動きも面白く、つい見とれてしまいました。作業中の写真を見てください。

先日12日は別海町の「第54回西別川あきあじ祭り」が別海漁港で開催されました。私達もお昼を目指して出掛けましたが、イベントはほぼ終了していました。残念。

それでも、あきあじ鍋を食べてきました。具がたっぷり入って美味しゅうございました。

今週は、発酵槽の屋根鉄骨、堆肥ホッパの中間部分の組立を行っています。
これから2週間は、受入原料棟の機械類の据付を集中的に行う予定です。

2014年9月26日(金)
別海町産業祭

9月20日、21日と別海町産業祭が別海町農村広場で開催されました。
今回が45回目となるお祭りで、お客様も相当な数で、広い駐車場が満車になっていました。

別海バイオガス発電鰍熄o展させて頂き、多くのお客様がお立ち寄りになり、事業を広くアピールすることができました。

残念ながら、2日間とも現場は工事が続いており、ゆっくりお祭りを楽しむことはできませんでしたが、ばんえい競馬やべつかいジャンボアイスクリーム選手権大会などが行われていました。

また、食べ物も充実しており、特産の牛乳を使ったチーズやシェーク、北海シマエビ、鮭などが売られていました。
単身の身では使いきれない量なので、購入は断念しました。
それでも、21日はお昼用に花咲ガニを使ったカニ弁を買って、いただきました。

厚岸産の牡蠣も売られていて、20日に試しに買ってその身の美味しさと大きさにビックリし、21日も迷わずに買ってしまいました。

今日も受入原料棟の埋め戻しと、発酵槽Aの足場の組立作業が進んでいます。

2014年9月8日(月)
朝礼風景

現場は原則8時から17時までが作業時間ですが、夏の間は少しでも工事を進めようと7時半、業者さんによっては7時から作業開始となります。

作業開始前の朝礼は、ラジオ体操・当日の作業内容・安全注意事項の確認・一人一人が当日の安全のポイントを考える一人KY(危険予知)・安全当番による安全コールと続きます。

今週から朝礼開始の合図も兼ねて、ラジオ体操の前曲を流すことにしました。
ウォーク・ドント・ラン(ベンチャーズ)・波路はるかに(ビリー・ヴォーン楽団)・宇宙戦艦ヤマト・ロッキーのテーマ・ウルトラマンレオ・TRUTH の6曲を日替わりで流しています。

朝礼の前曲を日替わりで6曲廻すのは、私の現場ではここが初めてです。作業員の皆さんがどのような反応を示してくれるのか、密かな楽しみです。

6日:今日も朝礼の後、8時から受入原料棟のコンクリート打設が始まりました。

2014年8月29日(金)
夏休み

8月14日から17日まで、現場も夏休みでした。
横浜から妻も来てくれて、釧路湿原や養老牛温泉などへ行き、釧路では炉端焼き、別海では大きなポークチャップなどの美味しいものを食べてきました。

別海のポークチャップの厚みにはびっくりです。これでも、小さいサイズなのです。(写真1)

現場では、原料を受け入れる建物の地下の半分までコンクリートを打ち、その上を建てるための足場を組み立てています。
先日は、メタンガスを貯めておくガスホルダーと安全装置を結ぶ地下の配管も埋設しました。(写真2)

9月の第2週からは、メタンガスを作る発酵槽という、直径17m、高さも17mの円形タンクの組立に入ります。

今日も大工さんや鳶さんが汗を流してくれています。

2014年8月12日(月)
別海町のご紹介

現場所長の部屋、最初の更新です。

今回はここ、別海町の紹介をします。
別海町は国後島を望む、オホーツク海に面しています。
道内では6番目に面積の広い市町村で、人口はおよそ1万6千人、牛さんは11万6千頭で日本一の飼育数を誇っています。
牧場は830戸もあります。

当然、生乳の生産量も年間43万トンと全国1位で、高級アイスクリームの原料供給地としても有名です。
別海町の牛乳は最高に美味しいですよ!

また、鮭・コマイ・ホッキ貝・ホテテ貝・北海シマエビなのの漁業も盛んです。
6月の最終土曜日、日曜日には尾岱沼(おだいとう)で、北海シマエビ祭りが開催されました。
私も行って、ホタテ・シマエビ・カキを満喫してきました。

別海町についての情報は、「別海町観光協会」へどうぞ。

※写真は、広大な敷地の牧場と北海シマエビです。

2014年7月22日(火)
はじめまして

皆様、はじめまして。三井造船の西浜と申します。
私は今、北海道野付郡別海町で、三井造船が工事を進めている、牛フンを原料にしてメタンを発酵させて発電をする「別海バイオマス発電事業」の工事現場所長を務めています。

このプロジェクトは、毎日約5千頭分の牛フンを集め、1,000Kwh以上の発電を行うもので、牛フンを原料とするものとしては、日本最大級のバイオマス発電施設です。

4月23日(何と結婚記念日です)に雑木伐採を開始し、来年3月の完成を目指しています。

入社以来40年で、初めての北海道生活です。
6月になっても、時にはヒーターを入れるという環境に戸惑いもありましたが、今はすっかり慣れてきました。

晴れた日は、片道約8Km(少しサバを読みました)の自転車通勤を楽しんでいます。

月に3回くらいのペースで更新していきますので、宜しくお付き合いください。












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