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「桟橋工事は4ヶ月も工期を短縮。培った技術で、スピーディな工事を実現しています。」
加藤一之 鉄構・物流事業本部 建設エンジニアリング部

加藤一之
鉄構・物流事業本部
建設エンジニアリング部

ジャワ島中部、スマランという街から北北東に70km行った海辺に、タンジュン・ジャティ石炭火力発電所はある。遠浅の海にかかる全長1.5kmの石炭荷揚げ用桟橋が特徴的だ。すでに稼働している1号基、2号基の建設工事から三井造船は関わっており、桟橋などの海上土木工事、タービン架台、コンクリート製貯水槽などの陸上土木工事、中央制御室など建屋の建築工事、そして煙突工事などを行い、その成果が高く評価され、現在の3、4号基の拡張工事も担うこととなった。現地でプロジェクトをマネージメントしてきた加藤一之に聴いた。

「以前は難しいものは日本でつくって、日本製のものを現地ヘ送って、というのが一般的だったんですけれども、土木建築に関してはほとんどすべて現地で調達するようになっています。骨材だとかコンクリートといったものはすべて現地調達。特殊なものは材料をインドネシアに持ち込んでインドネシアでつくっています。この国は今、電力が不足しており、発電所を一刻も早く増設したい。そこで、1号基、2号基の工事では、工期を短縮することに注力し、桟橋の工事ではプレキャスト工法により、通常より4ヶ月も工期を短縮することに成功しました。高さ240メートルの煙突を立ち上げる工事でも、45日から60日はかかる工事を30日という記録的な早さで立ち上げました。」

現在、取り組んでいる3号基、4号基の拡張工事も2011年末の完工を目指し、順調に進行中。

「これが稼働すれば、ここタンジュン・ジャティが、ジャワ島の電力需要の11~12%をまかなうことになり、ジャワ島の基幹発電所という位置づけになります。」

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