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総合重工メーカーとしての強み。インドネシアの法律や慣習を熟知している強み。
黒坂佳司 鉄構・物流事業本部 建設エンジニアリング部 部長

黒坂佳司
鉄構・物流事業本部
建設エンジニアリング部 部長

プロジェクト全体としてはタービンメーカー、ボイラーメーカー、コールハンドリングの設備メーカー、水処理設備メーカーなど、様々な機器メーカーとの共同事業。しかもアメリカの企業、イギリス人コンサルタント、インド人、中国人の技術者、そしてインドネシアの電力会社、現場監督など、国籍も様々な人や企業が集い。国際会議のようなミーティングを重ねながらプロジェクトを進める。そのとき、三井造船の強みが発揮されると、建設エンジニアリング部 部長 黒坂佳司は言う。

「国による考え方の違いもあれば、専門領域の違いもあって、意見の集約は簡単ではありません。しかし、そういうときこそ、我々がただの土木・建設会社ではなく、総合重工メーカーであることが強みとなります。社内に機械系エンジニアも電気系エンジニアも、エンジンや発電機をわかっている人もいる。したがって、機器メーカーからいただいたローディングデータだけをもとに基礎を設計、工事するのではなく、発電所の本質を理解した上での工夫ができる。こうしたほうがもっと安くできるといったコストダウン案もつくっていける。これは強みだと思います。また、インドネシアの法律や税制度、明文化されていない慣習などを熟知していることも我々が工事をうまく進められる秘密の一つ。30年の経験が活きているんです。」

インドネシアを、オリンピックが開ける国へ。
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三井造船における造船事業以外の柱として大きく成長しつつある土木・建設事業。これからもさらに活発になってくることが見込まれる新興国のインフラ整備を担い、各国の成長を貢献しながら、自分たちも成長していこうという方針。すでにベトナムでの橋梁工事を受注していたりと、発電所以外の建設案件獲得も黒坂は進めている。東南アジアでのプロジェクトを動かす人員増と、そのためのグローバル人材の育成制度も充実させはじめている。

「土木のエンジニアというのは、建造物を造ることで国の発展や人々の気持ちを上向きにするようなことができればいいなと常に考えているもの。私たちも、インドネシアをオリンピックが開ける国にしたいね、と夢を話したりしています。」

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