三井造船技報

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三井造船技報

第211号
三井造船技報 第211号(平成26年2月発行)
表紙説明:
三井造船の水中機器製品開発動向に関わる写真3組
三井造船の水中機器は、水深1万メートルまでをカバーする幅広いラインアップをそろえている。近年は、排他的経済水域内の海底資源開発に注目が集まり、これに対応する機器を開発してきた。この最中に東日本大震災が発生したため、急きょ震災対応の支援作業に参加した。当社の水中機器、水上機器は遠隔操作性及び自律性に優れており、三陸沖海底調査、福島沖放射性物質モニタリング調査など、その能力を十分発揮することができた。本報の製品・技術解説ではその詳細を報告している。
①海洋資源探査用無人探査機"かいこうMk-IV"
②小型水中テレビロボット"RTV.N-100EXY"
③無人調査船"DELPHIS"
裏表紙説明:
浮体式洋上風力発電所が本格稼働開始


III 製品・技術ニュース
全文PDF(551KB)

  • 66,000 重量トン型バルクキャリアの1番船竣工
    -新ジャンルのエコシップ"neo66BC"-

    【問い合わせ先】
    船舶・艦艇事業本部 基本設計部
    TEL 03-3544-3522 江川 俊太郎


  • 2MWの浮体式洋上風力発電所が本格稼働
    -福島復興・浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業の一環として短納期で引き渡し-

    【問い合わせ先】
    船舶・艦艇事業本部 事業開発部
    TEL 03-3544-3345 長 拓治


  • 新型カードリーダー"MiEVAH7700"の販売を開始
    -通信機能を強化し,「企業」と「働く人」のコミュニケーションを支援-

    【問い合わせ先】
    三井造船システム技研株式会社 ビジネスソリューション事業部 第一営業部
    TEL 043-274-6165 長谷川 英人


I 製品・技術解説
1. 水中機器製品の開発
小山寿史

全文(132KB)

【問い合わせ先】
船舶・艦艇事業本部 艦船・特機総括部 特機・水中機器部
TEL 0863-23-2246 小山 寿史

II 技術論文・報告
1. ハイドレート生成圧搾装置で製造したCO2ハイドレートの基礎特性
久本隆之、高野 宰、伊藤真人

三井造船昭島研究所では、二酸化炭素(以下、CO2)の貯蔵可能性の検討のため、CO2によるハイドレートの人工的な製造及び品質向上の研究を行ってきた。

 本報では、ハイドレートスラリーの生成から、スラリーのろ過・圧搾成型、冷却までを一貫して行う小型装置の開発と本装置を用いて製造したハイドレートのガス包蔵量及びガス保持性能の研究成果について報告する。

本装置は、反応容器やピストン式圧搾成型部など主要プロセス全体を恒温槽内に設置し、ハイドレートの生成と圧搾成型条件のコントロールが容易な仕様となっている。本装置により製造したCO2ハイドレートの試験体は、圧搾成型圧力の上昇に応じて外観が透明になるとともにガス包蔵量が上昇し、最小分解速度は0.01%/day となった。また、疑似天然ガスを用いた場合についても同様に試験体を製造し、ガス種により特性に違いがあることを確認した。

全文(268KB)

【問い合わせ先】
三井造船昭島研究所 事業統括部
TEL 042-545-3111 久本 隆之

2.  舶用VPC バイナリー発電装置の開発
今井兼久、佐山五朗、新開和男、難波 浩

三井造船は、70℃から250℃程度の中低温熱エネルギーを利用した発電装置(Variable Phase Cycle:VPC)技術を米国Energent 社(Santa Ana 市)から導入し、機関出力7,000kW~10,000kWクラスのバラ積み船の主機関掃気冷却器からの排熱を利用した発電端出力150~200kWのVPCバイナリー発電装置の開発を日本海事協会及び東京海洋大学と共同で2011年度と2012年度にわたり実施した。2013年5月に実施した舶用テストエンジン(4S50ME-T9、7,120kW、117rpm)を用いた性能試験では、入熱量1,814kW に対し154.8kW の発電端出力を確認し、設計値の2,148kWに対して設計通りの183.3kWの発電端出力になると評価した。これより船舶補助発電機の負荷低減(燃費削減)とCO2削減率2%の達成が可能であること、ならびに本研究開発を通してVPC 技術の有用性と舶用及び陸用の中低温排熱利用バイナリー発電装置への適用可能性を確認した。

全文(423KB)

【問い合わせ先】
機械・システム事業本部 企画管理部
TEL 03-3544-3043 倉山 潔

3. 高吸水性アクリル繊維を用いたコンクリート養生マットの開発
皆田龍一、今西謙二、立神久雄、鈴木康宏

コンクリート構造物の耐久性を確保するためには、コンクリートの打込み時に十分な養生を実施することが不可欠である。そこで、養生時に十分な湿潤養生が可能となるように、多量の水を素早く吸収し、保水性能が高い高吸水性アクリル繊維を用いたコンクリート養生マットを開発した。この養生マットは、低温環境下を想定して保温性能に着目した冬季用養生マット"キュアダブル"と、高温環境下を想定して保水性能に着目した夏季用養生マット"キュアエス"である。開発に当たっては、屋外や屋内における暴露試験や恒温室試験により保温・保水性能を確認し、養生マットの熱伝達率を算出した。また、コンクリート構造物工事での試行により施工性の確認を行った。

全文(362KB)

【問い合わせ先】
ドーピー建設工業株式会社 技術部 東京グループ
TEL 03-3918-6176 立神 久雄
三井造船鉄構エンジニアリング株式会社 東部建設本部 工事部
 TEL 0436-43-1853 鈴木 康宏

Ⅳ トピックス
1.三井造船昭島研究所がEEDI関連で国内初のISO9001を取得
詳細は下記URLをご参照下さい。
http://www.mes.co.jp/Akiken/whatsnew/new20130705.html
Ⅴ Home Page News
1.神戸港埠頭株式会社及び東京港埠頭株式会社からコンテナクレーン6 基を連続受注
詳細は下記URLをご参照下さい。
http://www.mes.co.jp/press/2014/20140109.html
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