三井造船技報

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三井造船技報

第214号
三井造船技報 第214号(平成27年3月発行)
表紙説明:
三井造船が最近納入した官公庁船3隻の組写真
三井造船では、これまで数多くの練習船、調査船及び巡視船艇を設計・建造しており,2013 年(平成25 年)度末から連続して、以下の3隻の官公庁船を完成させ,船主に引き渡した。
①独立行政法人航海訓練所練習船“大成丸”
② 国立大学法人北海道大学水産学部附属練習船“おしょろ丸”
③海上保安庁巡視船“きい”
製品・技術解説では、これらの新造官公庁船について、その技術的特長を述べるとともに、当社にて連綿と受け継がれてきた官公庁船設計のノウハウを基に、それぞれの船のミッションに合わせて技術的課題を解決していることを示す。



III 製品・技術ニュース
全文PDF(865KB)

  • 風力発電設備の設置
    -新潟県胎内市“胎内風力発電所”の竣工-

    【問い合わせ先】
    エンジニアリング事業本部 環境エネルギー営業部
    TEL 043−351−9262 春日井 清秀


  • 小型蒸気発電装置MicrosteamⓇの販売事業を開始
    -未利用水蒸気エネルギーで発電し,CO2 排出削減に貢献-

    【問い合わせ先】
    三井造船マシナリー・サービス株式会社
    TEL 03−6806−1075 今井 兼久(東京営業所)
    TEL 06−6307−3050 河合 雅之(大阪営業所)



I 製品・技術解説
1.三井造船の最新官公庁船
岩嵜正城

全文(331KB)

【問い合わせ先】
船舶・艦艇事業本部  基本設計部
TEL 03−3544−3522 岩嵜 正城

II 技術論文・報告
1. 船舶の騒音及び水中放射音予測システムの開発
木村校優、井上江里子、大越茂宏、佐藤功、中原亮一、鈴木啓史、木下達弥

近年の船舶設計において、環境負荷を低減するための推進性能と燃費の向上のみならず、居住性を重視した振動と騒音の低減が船の安全性や船員の健康面の見地から重要課題と認識され、商品価値を決める重要な要素となっている。国際海事機関IMO(International Maritime Organization)では、機関室等から発生する騒音及び船員の騒音暴露を一定値以下に抑える船内騒音規制コードが採択され、2014 年7 月1 日以降の建造契約船からの適用が行われたことにより、船舶の騒音予測に対する対応が注目されつつある。
三井造船は、これまで船内騒音の予測技術の高度化と高精度化を目的とし、船舶の騒音及び水中放射音予測システムの研究開発に取り組んできた。本報では、開発した船内騒音及び水中放射音予測システムの概要と解析事例について紹介する。開発したシステムを用いて、船内騒音の予測解析結果と実船計測結果を比較した結果、良好な精度で船内騒音が予測できることを確認した。また、本手法は水中放射音の予測解析へも適用可能であることを確認した。

全文(331KB)

【問い合わせ先】
 ㈱三井造船昭島研究所 技術統括部 船舶性能技術部
TEL 042−545−3121 木村 校優

2. プラズマイオン注入成膜法による耐腐食性及び耐摩耗性に優れたDLC 膜の開発
滝澤一樹、八木伸曉、石原修二、國次真輔

ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜は様々な産業で利用されており、 特に自動車業界では耐摩耗性や低い摩擦係数と言う特長から様々なエンジン部品で利用されている。三井造船では、エンジンなどの機械部品の耐摩耗性を向上させるためにDLC コーティング装置の製作を行い、 機械部品へ適用するためのプロセスの開発及び検討を行った。プラズマイオン注入成膜(PBIID)法は複雑な三次元形状に対してもDLC 成膜が可能であるため、 様々な機械部品への適用が期待できる手法である。本報では、 耐腐食性及び耐摩耗性に着目してPBIID 装置及びそのプロセスの開発を行い、 他社製装置で成膜したDLC 膜と比較して、下地基材のSUS304 鋼に対する密着力が高いことを確認した成果を報告する。

全文(188KB)

【問い合わせ先】
技術開発本部 玉野技術開発センター
TEL 0863−23−3001 滝澤 一樹

3. 事業系食品残さを原料とした飼料化バイオガスプロセスの開発
中嶋幸子、庄 智裕、斉藤政宏、中嶋昭博、小倉 智

資源枯渇や地球温暖化問題への対策として、再生可能な資源であるバイオマスの利活用が社会的要請となっており、三井造船においても、環境負荷の低減や資源循環型社会へ貢献できる技術開発と事業に継続的に取り組んでいる。その一つとして、飼料化バイオガスプロセスを開発した。このプロセスは、食品残さを固液分離して、固形分は飼料化し、分離液はメタン発酵の原料として利用する。これにより、飼料化設備及び排水処理設備への負担を軽減するとともに、メタン発酵槽から発生するバイオガスを用いて発電を行い、固定価格買取制度(FIT)を活用して売電することで、事業性を向上させることができる。開発したプロセスは、既に飼料化設備の追加設備として三造有機リサイクル株式会社(SOR)に導入されており、2013 年度の建設工事と試運転を経て、2014 年3 月よりFIT を活用して売電を開始している。

全文(357KB)

【問い合わせ先】
技術開発本部 千葉技術開発センター
TEL 0436−41−1110 中嶋 幸子

Ⅳ 製品・技術ニュース
1.風力発電設備の設置
-新潟県胎内市“胎内風力発電所”の竣工-
【問い合わせ先】
エンジニアリング事業本部 環境エネルギー営業部
TEL 043−351−9262 春日井 清秀


2.小型蒸気発電装置MicrosteamⓇの販売事業を開始
-未利用水蒸気エネルギーで発電し,CO2 排出削減に貢献-
【問い合わせ先】
三井造船マシナリー・サービス株式会社
TEL 03−6806−1075 今井 兼久(東京営業所)
TEL 06−6307−3050 河合 雅之(大阪営業所)


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