技術紹介

大気中犠牲陽極防食

Al-Zn系合金板と保水性繊維シートを組み合わせることで大気中における犠牲陽極防食を実現!

概要

塩化物を含む腐食生成物が残留された鋼素地に対しても高い防食性能!

本システムはAl-Zn系合金板と保水性繊維シートを組み合わせることで大気中における犠牲陽極防食を実現したものであり、九州大学、東洋紡株式会社、日本軽金属株式会社と共同開発したシステムである。
一般に、狭隘部や腐食損傷が著しい部位などではブラスト処理による適切な鋼素地調整が困難となるため、塗装の塗り替えを実施しても、塗膜の早期劣化が問題となる。
本システムは、塩化物を含む腐食生成物が残留された鋼素地に対しても高い防食性能が期待できる。

システムの概要

システムの概要

実橋での施工試験事例

実橋での施工試験事例

特許(公開中含む)

  • ・特許第5461093号(犠牲陽極パネル、及び犠牲陽極パネルを利用した防食方法)
  • ・特許第5947136号(防食材)
  • ・特許第5947136号(防食材)
  • ・特開2014-214314 (犠牲陽極パネル及び犠牲陽極パネルの施工方法)
  • ・特開2016-038339 (腐食環境評価センサ)
  • ・特開2016-040403 (鋼部材の防食方法)
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主な論文・報告

  • ・貝沼重信,宇都宮一浩,石原修二,内田大介,兼子彬:多孔質焼結板と繊維シートを用いた鋼部材の大気環境における犠牲陽極防食技術に関する基礎的研究,材料と環境,Vol.60, No.12, pp.535-540,2011.12.
  • ・貝沼重信,宇都宮一浩,石原修二,内田大介,兼子彬,山内孝郎:鋼部材の大気犠牲陽極防食効果に及ぼすAl-Zn多孔質焼結板の配合・気孔率と繊維シート特性の影響,材料と環境,Vol.62, No.8,pp.278-288,2013.8.
  • ・石原修二,貝沼重信,木下優,内田大介,兼子彬,山内孝郎:多孔質焼結板と繊維シートを用いた腐食鋼部材の大気犠牲陽極防食効果に関する基礎的研究,材料と環境,Vol.63,No.12,pp.609-615,2014.12.
  • ・貝沼重信,土橋洋平,石原修二,内田大介,兼子彬,山内孝郎:Al-Zn合金鋳造板と繊維シートを用いた鋼部材の大気犠牲陽極防食技術に関する基礎的研究,材料と環境,Vol.65,No.9,pp.390-397,2016.9.
  • ・貝沼重信,土橋洋平,石原修二,内田大介,兼子彬,山内孝郎:Al-Zn陽極材と吸水・保水繊維シートを用いた鋼部材の大気犠牲陽極防食技術に関する研究,土木学会論文集A1,Vol. 73 No. 2,pp.464-476,2017.6.