ベトナム向け港湾荷役クレーン計22基受注

プレスリリース グリーン戦略 物流システム

株式会社三井E&S(代表取締役社長:高橋岳之、本社:東京都中央区、以下「三井E&S」)は、ベトナム政府出資の新興の港湾運営会社であるPetro Vietnam Phuoc An Port Investment & Operation Joint Stock Company(以下PAP)より、両者にとって、ベトナムにおける過去最大規模のクレーン調達・受注となる、岸壁用コンテナクレーン11基(三井パセコポーテーナ)及び環境対応型のタイヤ式電動トランスファークレーン(三井パセコトランステーナ)11基を受注しました。

PAPはベトナム最大のターミナルオペレーターSaigon Newport Corporation (SNP)との戦略的協業を始めるなど、ベトナム南部の国際貿易の需要増大に対応するだけでなく、同国南部地域の主要港間の接続性を強化しています。Phuoc An Portは、ベトナム南部Dong Nai省初かつ最大のコンテナターミナルとしてPAPが開発しているターミナルであり、2025年2月には世界最大級の海運会社Mediterranean Shipping Company (MSC)からの最初のコンテナ船を迎え入れるなど、同国最大の物流拠点の1つとなっています。

また、同港では既に13基の三井E&S製クレーンが稼働しており、今回の受注により2024年7月に受注した三井パセコポーテーナ5基及び三井パセコトランステーナ16基と合わせ三井E&Sの累積受注は、56基となり、PAPの荷役能力の更なる増強へ寄与します。

三井E&Sは、ベトナム国内向けに直近10年間で同国内トップシェアとなる170基以上のクレーン納入実績を有しており、旺盛なクレーン需要が期待される同国をはじめとする東南アジア市場の国際海上物流需要に港湾インフラ整備を通じて、経済の発展に貢献するとともに、港湾物流事業の世界的市場展開を進めてまいります。

同港で稼働中の当社製岸壁用コンテナクレーン(三井パセコポーテーナ)4基
契約調印式にて

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