2025年09月18日

米国カリフォルニア州ロングビーチ港向け三井パセコポーテーナの受注

プレスリリースグリーン戦略物流システム

株式会社三井E&S（代表取締役社長：高橋岳之、本社：東京都中央区、以下「当社」）と、当社の米国子会社であるPACECO CORP.（社長：山梶和広、本社：カリフォルニア州、以下「PACECO」）は、米国カリフォルニア州ロングビーチのTotal Terminals International, LLC（TTI社）より、大型岸壁用コンテナクレーン（Ship to Shore Gantry Crane、当社商品名：ポーテーナ）2基を受注致しました。

米国において国家安全保障に基づくクレーンの需要が高まる中、当社及びPACECO社はこうした需要や期待に応え、また、米国港湾の顧客に信頼されるパートナーとしての地位を確固たるものにするため、米国の国家安全保障に基づく貿易政策に沿った新たなクレーン調達先の選択肢を提供いたします。

今回のポーテーナは70m超のアウトリーチを備え、世界最大級である24,000TEUクラスのコンテナ船への対応が可能となります。本ポーテーナはロングビーチ港及び隣接するロサンゼルス港エリアに当社が納入したポーテーナの中で最大級のポーテーナとなります。

本件はTTI社から初のポーテーナの受注案件ですが、当社は2000年代以降現在までに、TTI社にタイヤ式トランスファークレーン（Rubber Tired Gantry Crane、商品名：トランステーナ）24基を納めて参りました。

当社とPACECOはクレーンメーカーのパイオニアとして今後も米国における港湾インフラの安全確保に貢献すると共に、高品質で環境対応に優れたクレーンを提供することで顧客の事業を支え、米国地域における更なる事業拡大を目指します。