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プレスリリース 2005年

2005年11月09日
東北東京鉄鋼向け、キルン式熱分解炭化リサイクル技術による
「カーシュレッダーダスト炭化施設建設工事」完成

カーシュレッダーダスト炭化施設

三井造船株式会社(社長:元山 登雄)は、東北東京鉄鋼株式会社(本社:八戸市 社長:櫻井 憲一氏)より同社が計画した自動車シュレッダーダスト(ASR:Auto-mobile Shredder Residue)中間処理設備(ASR炭化施設建設工事)を昨年1月受注し、建設してきましたが、本日、竣工しました。


東北東京鉄鋼は、廃家電、廃自動車などをはじめとする資源リサイクル事業の拡充を目指し、ASR中間処理設備計画の一環として同社工場敷地内に建設したものです。


鉄および種々の非鉄金属並びに無機分を含むシュレッダーダストは焼却し難く、有効なリサイクルの方法が求められています。
今回、竣工した施設は、三井造船が開発したキルン式熱分解炭化リサイクル技術で、約450℃の無酸素状態のキルンでASRを熱分解し、熱分解固形物(カーボンおよび有価金属類)と熱分解ガスに分離します。熱分解固形物は、鉄・非鉄金属等の有価金属類を分別設備にて回収後、残りのカーボンは電炉の原料、燃料とします。一方、熱分解ガスは、燃焼炉にて燃焼し、その廃熱を利用し発電を行ないます。


三井造船では、既に国内6ヶ所において順調に稼動中であるキルン式ガス化溶融プロセスの礎となる熱分解炭化リサイクル技術を、廃自動車ASR処理に採用することにより、
@ASR中の鉄・非鉄金属等の有価金属類の徹底回収
A熱分解固形物の電炉の原料、燃料化(還元材と必要エネルギー源への代替燃料化)
B廃熱利用(蒸気回収による発電)
CASR埋立量の大幅削減
を実現します。

環境負荷に対する社会的関心および本年1月に施行された自動車リサイクル法により、ASR処理における関心が高まる今日、本プロセスに対する需要がますます増大するものとみて、今後もより積極的に受注に取り組んでいく方針です。


施設工事の概要
発注者 東北東京鉄鋼株式会社(東京鐵鋼株式会社の100%子会社)
名称 ASR炭化施設建設工事
事業地 青森県八戸市河原木字海岸4番地11
処理能力 90トン/日
発電量 900kw
担当
環境・プラント事業本部 環境営業部
永渕、佐熊  電話:03-3675-6826
お問い合わせ先
広報室
高橋  電話:03-5202-3147



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