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2009年

2009年02月26日
11万重量トン型ダブルハル・アフラマックスタンカー「マーレ ノストルム」引き渡し
-船幅42mで最大級の載貨重量・タンク容量-

マーレ ノストルム
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、千葉事業所にて建造中でありましたイタリア国、フラテリ ダミコ アルマトーリ社(Fratelli d’Amico Armatori S.p.A.)向け110,000重量トン型ダブルハル・アフラマックスタンカー(注1)「マーレ ノストルム」(MARE NOSTRUM、当社第1678番船)を完成し、本日、同事業所にて船主に引き渡しました。

本船は船幅42mで載貨重量11万トンを達成した当社建造のアフラマックスタンカー12隻目となります。

主要目
全長 245.50m
長さ(垂線間) 234.00m
幅(型) 42.00m
深さ(型) 21.50m
満載喫水(型) 14.95m
総トン数 59,611
載貨重量トン数 110,295トン
貨油艙容量(100%) 127,760m3
主機関 三井-MAN B&W ディーゼル機関 7S60MC型×1基
連続最大出力 14,280kW×105回転/分
速力 14.9ノット
最大搭載人員 29人
船級 RINA/LR
船籍港 ナポリ(イタリア)

引渡日:2009年02月26日

特長

  • 貨物タンク容積は、幅42mのアフラマックス船型としては最大級の127,000m3を確保している。また載貨重量も110,000トンを確保している。

  • 最新の船首バルブおよび船尾形状を採用し、アフラマックスクラストップの推進性能を達成している。

  • 貨物艙は、3種類の油の積み分けが可能で、自動浚油装置付きの3台の貨物油ポンプで効率よく同時荷揚げができる。また、バラストポンプを2台装備しバラスト水操作の効率化を図っている。

  • RINAのNOTATION “COVENT”(注2)を取得し、万が一、バラストタンク内に漏油した場合の換気対策を行っている。

  • 測位装置として、DGPS航法装置(DIFFERENTIAL GLOBAL POSITIONING SYSTEM)2台を装備し、衛星航法に万全を期している。

  • 電子海図表示情報システム(ECDIS)、自動船舶識別システム(AIS)、航海情報記録装置(VDR)を装備し、航路計画、航行の安全に寄与している。

(注1)アフラマックス船型
アフラとはAverage Freight Rate Assessmentの略。1954年4月よりロンドン・タンカー・ブローカーが作成している運賃指標。現在では、8万載貨重量トン数(D/W)から12万載貨重量トン数(D/W)程度のタンカーを広くアフラマックスタンカーと呼ぶ。

(注2)COVENT
COVENTとはCofferdam Ventilationのことで、万が一、貨物槽からバラストタンク内に貨物油が漏れた場合に、バラストタンク内の貨物ガスを外気中に吸引放出させる換気装置のこと。

お問い合わせ先
広報室
乾(いぬい)  電話:03-5202-3147