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2009年

2009年03月10日
インドネシア国 タンジュン・ジャテイB石炭火力発電所拡張工事事業の
土木・建築工事を住友商事株式会社より一括受注

既設発電所

三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、住友商事株式会社(本社:東京都中央区、社長:加藤 進氏)より、インドネシア共和国 タンジュン・ジャティB石炭火力発電所拡張工事事業の土木・建築工事をこのほど一括受注しました。

本事業は、インドネシア、ジャワ島中部に位置する総発電容量1,320MWの既設発電所の隣に、同じく660MW×2系列の拡張発電所を増設し、住友商事㈱グループ100%出資のインドネシア法人PT.Central Java Power(CJP)が20年間にわたりインドネシア国営電力会社PT.Perusahaan Listrik Negara(PLN)にリースする、総事業費2,000億円のプロジェクトです。

本プロジェクトにおいて当社は、1,320MWの石炭火力発電所建設工事に付帯する海上土木工事(70,000DWT船舶クラス石炭荷揚げ用桟橋・冷却用循環水取水設備など)、陸上土木工事(ボイラー基礎・タービン架台・各種コンクリート製貯水槽など)、建築工事(タービン建屋・中央制御室建屋など)ならびに、煙突工事(250mクラスコンクリート製)などを担当し、2011年末の完工を目指します。

三井造船の海外土木・建築工事は、石炭火力発電所建設工事のほか、インドネシアの各種桟橋、鉄道駅舎、工場建設、水理研究所などの建設を中心として、香港の青馬大橋、シンガポールのコンテナ・ターミナル、グアム島、ロタ島のディーゼル発電所、スリランカのバージ発電設備など、30数年間にわたる実績と経験があります。

今後も、長期的に東南アジア地区の慢性的な電力不足は継続し、インフラ整備も必要不可欠と見込まれており、当社は、同地区の知見と設計・施工に関する実績を活かし、積極的に事業展開を図って行きます。


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お問い合わせ先
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