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2009年

2009年06月11日
177,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ケープ ブリタニア」引き渡し
-新設計 ダンケルクマックス型二重船側構造ケープサイズバルカー2番船-

ケープ ブリタニア
ケープ ブリタニア
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、千葉事業所にて建造中でありましたイギリス国、ケイライン バルク シッピング(UK)社 (“K”LINE BULK SHIPPING(UK)LIMITED)向け177,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ケープ ブリタニア」(CAPE BRITANNIA、当社第1694番船)をこのほど完成し、本日同事業所にて引き渡しました。

本船は、貨物艙に二重船側構造を採用することにより、荷役効率化、貨物艙内のメンテナンス性、構造安全性の向上を図った、新設計ダンケルクマックス型ケープサイズバルカー(*)の2番船となります。

(*)ダンケルクマックス船型ケープサイズバルカー
ダンケルク港(フランス)の港湾制限に対応したケープサイズバルカーの通称。

主要目
全長 292.00m
長さ(垂線間) 282.00m
幅(型) 44.98m
深さ(型) 24.70m
喫水(型) 17.95m
総トン数 92,281
載貨重量トン数 178,369メトリックトン(d=17.95m)
主機関 三井-MAN B&W ディーゼル機関 6S70MC-C 1基
連続最大出力 18,660kW×91回転/分
速力 15.3ノット
最大搭載人員 28人
船級 NK
船籍 パナマ

引渡日:2009年06月11日

特長

  • SOLAS条約の二重船側構造要件を満たした構造でありながら、構造配置を工夫することで従来の単船側構造船並みの貨物艙容積を確保している。

  • 国際船級協会連合(IACS)の統一規則URS25に沿って設計され、オペレーションの自由度の確保と構造安全性の向上を両立している。

  • SOLAS条約に基づいた通行設備を貨物艙内に設置することで、安全で効率の良い点検が可能となっている。

  • 船首楼の設置および船首部予備浮力に関する新規則への対応により、安全性の向上に努めている。

  • 世界的にSOx排出規制が強化されるなか、規制海域における低硫黄燃料油への切替え作業を容易にするため、H.F.O. service tank、H.F.O. settling tankおよびD.O.tankをそれぞれ2セット装備している。

  • 主機関にはIMO排ガス環境基準を満たした三井-MAN B&W6S70MC-C型を装備し、常用出力で最適なマッチングとすることでさらなる低燃費化を図っている。また、電子制御式シリンダ注油システムを採用し、運航コスト低減を図っている。

  • バラストタンクであるトップサイドタンクとボトムサイドタンクを区切ることで、バラスティング/デバラスティング作業の効率化を図っている。

  • 2009年5月15日に採択されたシップリサイクル新条約(「2009年の安全かつ環境上適正な船舶のリサイクルに関する香港条約」)にて要求されるインベントリ(*)を、条約発効後の新造船に適用される方法に従い作成した。これは弊社建造船では初の取り組みである。後日、日本海事協会より鑑定書が発給されることになっている。
    (*) 船舶のリサイクルの際に有害又は危険となりうる物質について、使用場所及び使用量を記述した一覧表。

お問い合わせ先
広報室
乾(いぬい)  電話:03-5202-3147