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事業の統合、強化について
2010年

2010年2月1日
フラットパネルディスプレイ及び半導体製造装置分野における
事業の統合、強化について

  三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、昨年子会社であるエム・イー・エス・アフティ株式会社(社長:内田 省寿、本社:東京都八王子市、以下エム・イー・エス・アフティ)に当社クリーンメカトロ事業部門を移管しました。
また、本日付でエム・イー・エス・アフティは、三井造船の子会社でフラットパネルディスプレイ製造用熱処理・成膜装置のメーカーである株式会社ガソニックス(社長:阿部 十嗣男、本社:神奈川県相模原市、以下ガソニックス)の事業部門を承継しました。

三井造船はこれまでフラットパネルディスプレイおよび半導体分野において当社自身並びに子会社であるガソニックスおよびエム・イー・エス・アフティの各社で製造装置事業を進めていました。

これらの分野は、特に韓国、台湾、中国を中心に今後とも成長が見込まれ、また太陽電池製造装置など新しい事業への展開も期待されることから、この機会に3社を統合して、開発から設計・製造・アフターサービスまで総合力を発揮できる一貫体制としました。

これにより当社グループのディスプレイおよび半導体製造事業が統合され、今後、エム・イー・エス・アフティは既存製品の品質向上とコスト競争力確保を進めていくと共に、現在開発を進めている新製品の市場投入を加速していきます。

統合後は、グループ各社に分散していた成膜、不純物注入、熱処理などのキープロセス技術者を結集し、お客様への総合的なソリューション提案を可能とする体制の構築を行います。
また、開発や設計・製造に関するリソースやノウハウの一元化・共有により開発のスピードアップやコストの削減を実現し、更に財務体質の強化により、事業の安定化、更なる拡大に備えた体質を目指します。

なお、エム・イーエス・アフティは、三井造船並びにガソニックスよりフラットパネルディスプレイ製造装置の開発・製造・販売事業及びこれに付帯関連する業務に関する資産、負債、契約及びこれに付随する権利義務を承継しています。
【統合後の会社の概要】
社名 エム・イー・エス・アフティ株式会社
本店所在地 東京都八王子市兵衛二丁目35番2号
代表取締役社長 内田 省寿
資本金 475百万円
株主 三井造船株式会社 93.3%
三井物産エレクトロニクス株式会社 6.7%
売上高 約40億円(平成22年度予想)
従業員数 106名(契約社員17名含む)
事業所 本社クリーンルーム(半導体用成膜装置組立調整施設)
玉野事業所第1クリンショップ
(ディスプレイ製造装置組立調整施設)
玉野事業所第2クリンショップ
(ディスプレイ製造装置デモ施設)
担当
エム・イー・エス・アフティ株式会社
中村  電話:042-632-8840
お問い合わせ先
広報室
乾  電話:03-5202-3147