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2010年

2010年06月29日
世界最大規模のエチレン製造用分解炉をタイで完全モジュール化
高さ50m、重量2,000トンのモジュールを輸送・据付完了

プラントモジュール化
プラントモジュール化

三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、2007年6月にエクソンモービル アジア パシフィック社(ExxonMobil Asia Pacific社 本社 シンガポール)よりフランス ハーティ ペトロケム社(Heurtey Petrochem SA社 本社 フランス)と共同で受注したエチレン分解炉7基をタイで完全にモジュール化し、シンガポールへの輸送および据付を完了しました。

今回のエチレン分解炉は、エクソンモービル アジア パシフィック社がシンガポール ジュロン島で工事を進めている世界最大規模のエチレンコンプレックスのものです。モジュール化した分解炉の1基あたりの高さは50メートル、重さは2,000トン以上にもなります。モジュール化するメリットは、納期短縮および建設国でのコスト削減、建設国での建設スペースの確保にあります。

今回、輸送・据付をしたエチレン分解炉は、日本とフランスでの19ヶ月間にわたる設計を経て、今回最大のマイルストーンである7基の分解炉のタイからシンガポールへの輸送および据付を2010年4月27日に無事完了しました。

担当
環境・プラント事業本部 プラント営業部
小林/越後屋  電話:03-3675-4962
お問い合わせ先
広報室
乾(いぬい)  電話:03-5202-3147