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2010年

2010年12月21日
中国で誘導加熱装置の合弁会社を設立

誘導加熱装置
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)、株式会社フェローテック(社長:山村 章)と同社子会社である上海申和熱磁電子有限公司(総経理:賀 賢漢)の3社は、中国における誘導加熱装置の製造・販売・アフターサービス拠点として、合弁会社「上海三造機電有限公司」(董事長:清田 隆道)の設立につき鋭意取り組んできましたが、このたび工場開設にあたっての環境アセスメントを終え、上海市商務委員会に会社設立の申請を行い受理されました。

近々、外商投資企業批准証書を取得の予定であり、その後、登記等の作業を進め、2011年4月より工場の稼働を開始し、将来的には年間100台の生産能力とする計画です。

誘導加熱とは、日常生活の中でクッキングヒータや炊飯器においてIH(=Induction Heating)として親しまれている高周波を利用した加熱技術です。産業界においては、急速加熱、高温、クリーン・省エネなどを利点として各種加熱用途に用いられています。
三井造船は、鍛造前加熱工程向け誘導加熱の分野において、1966年以来40年余にわたりトップシェアの地位を築いており、中でも厳しい品質管理と高い生産性を誇る我が国大手自動車メーカにおいては圧倒的なシェアを築いています。世界最大の自動車生産国となり、また、世界最大の自動車消費国ともなった中国において日本メーカの中国展開をサポートし、更に、成長する中国自動車メーカにおける品質向上に向けたニーズに応えるべく製造販売・アフターサービス拠点の設立が必要と判断し、中国進出について準備を進めておりました。

フェローテックは、1992年以来、半導体やフラットパネルディスプレイの製造装置等に使用される真空シールや石英製品、セラミック製品、太陽電池向けシリコン結晶製造装置等の自社製品を中国において製造しており、上海並びに杭州において合わせて5,000人規模の製造会社を運営しております。今回の誘導加熱装置事業の中国進出に当たっては、現地での製造マネジメントや労務・品質管理ノウハウを有するフェローテックとの合弁とし、早期稼働開始並びに品質管理を確実にするものと致しました。

合弁会社設立に伴い、従来からの誘導加熱装置生産拠点である玉野事業所電機工場は合弁会社の成長を支えるマザー工場としての役割を果たすものとし、また、鉄鋼プロセス用大容量高周波誘導加熱装置などの大型仕様製品や特殊仕様製品に対応していくものとしています。また特に、半導体製造装置向け高性能ヒータの開発拠点として誘導加熱装置事業の新たな展開、継続成長を担うものとしています。

なお、三井造船とフェローテックとは、従来から半導体製造装置部材事業におけるビジネスパートナーの関係にあり、当社はフェローテックへの出資を行なっておりますが、今回の合弁会社設立により、一層強固な関係を構築してまいります。

合弁会社の概要

・会社商号:上海三造機電有限公司
・董 事 長 : 清田 隆道
・所 在 地 : 中華人民共和国上海市宝山城市工業園区
・合弁期間 : 2010年11月1日より30年間
・総投資額 : 4億円
・登録資本 : 3.45億円
・出資比率 : 三井造船 60%
フェローテック 20%
上海申和熱磁電子 20%
・設 立 日 : 2011年1月中旬予定

担当
機械・システム事業本部 企画管理部
二宮  電話:03-5202-3959
お問い合わせ先
三井造船株式会社 広報室
乾(いぬい)  電話:03-5202-3147