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2011年

2011年11月07日
トランステーナのハイブリッド化改造・4基受注
-港湾環境改善に寄与-

バラスト水 イラスト
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、燃料消費量40~45%削減を図った「トランステーナのハイブリッド化改造」を日東物流株式会社(社長:安高 眞人氏、本社:兵庫県神戸市)の大阪南港コンテナターミナル及び六甲コンテナターミナルから各2基、計4基を受注しました。

今回受注した「トランステーナのハイブリッド化改造」は、初期投資の低減のため既設のエンジン・発電機セットを流用し、バッテリーにリチウムイオン電池を採用することにより回生エネルギーの再利用率向上を実現しています。従来型比で約40~45%の燃料消費量削減を図るとともに、燃費削減率と同程度のCO2排出量の削減を図っています。

世界的な地球環境問題への対応の必要性が急速に高まっており港湾荷役設備にも及んでいます。東京都では環境保護条例が改正され2010年度から温室効果ガス排出総量削減が段階的に義務付けられ、第1段階として、2014年度までにCO2排出量の6%削減、第2段階として2019年度までに17%の削減義務が予定されています。

三井造船は、環境問題と真摯に向き合い環境対応型トランステーナや省エネコンテナクレーン(ポーテーナ)などの荷役機械の開発・導入を行っています。また、稼働中のトランステーナのハイブリッド化あるいは電動化(地上給電化)など環境対応型への改造・改善や岸壁用コンテナクレーンの省エネ化改善などを行いながら、ターミナル全体での環境改善に貢献しています。

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