プレスリリース
トップ > プレスリリース(2012) > 子会社で陸用小型非発事業強化へ新型機投入
2012年

2012年02月29日
子会社で陸用小型非発事業強化へ新型機投入

小型非常用発電装置
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、100%出資子会社の三井造船マシナリー・サービス株式会社(社長:黒瀬 外善、本社:東京都千代田区)において、このほど新たにセミ量産型の小型非常用発電装置を開発、ラインアップ化し、本格的な販売に乗り出しました。

三井造船マシナリー・サービス(株)は、外航船や内航船に搭載される非常用や停泊用のディ-ゼル発電装置の分野でトップメーカとしての地位を占めるとともに、陸用の分野でも、防災設備、鉄道設備、電力システム、通信システム、放送システム等のバックアップ電源としてのディ-ゼル発電装置や、灌漑用、洪水対策用そして文化財消火用のポンプ駆動用ディ-ゼルエンジンセットを多数受注生産してきました。
また、過日の震災発生時には、東日本全域の各所に納めた同社製非常用発電装置が自動起動してその役目を十分果たしたことが確認、評価され、その後、鉄道関係を中心に新たに多くの注文を受けています。

このたび同社が開発し販売を始めた出力10キロワットから25キロワットの完全パッケージ型、小型非常用発電装置は、基本的な機器構成(2極型発電機使用)やスペックは変えずに、顧客の特殊な要求については別に取り揃えた様々なオプションから選択でき、それらを全て一つのコンパクトなボンネット内に収納するセミオーダー方式を取っています。
これにより、同社の従来の4極型発電機ベースで、どちらかと言えば特定分野の顧客のそれぞれ異なる要求に逐一合せて作るテーラー・メード方式のものと異なり、装置全体の小型化、取扱いの簡易化、低価格化、短納期化を図るとともに、個別要求にも柔軟に対応することにより、従来顧客のみならず、より一般的な、広い範囲の顧客に使っていただくことを期待しています。

このシリーズの最大の特長は、従来型の性能と信頼性を確保しながら、コンパクト化による省スペース、長時間運転、低騒音設計、短納期、全自動運転等の顧客の期待に応えていることで、全て両周波数地域対応可能の交流発電機と立型水冷4サイクルディ-ゼルエンジンをベースに構成され、自動始動から電源切替、自動停止まで全自動運転の制御方式を取っています。
また、次の4つの型式があり、内燃力発電設備協会認定基準に適合しています。


装置型式 MRS15EZ MRS25EZ MRS18DZ MRS30DZ
相数 単相 単相 単相 単相 三相 三相 三相 三相
周波数 Hz 50 60 50 60 50 60 50 60
定格出力 kVA 15.0 16.0 25.0 27.0 18.0 20.0 30.0 33.0
定格回転数 min-1 3,000 3,600 3,000 3,600 3,000 3,600 3,000 3,600
連続運転時間 時間 33.1 27.9 19.5 15.7 33.1 27.9 19.5 15.7
制御方式 全自動方式(停電から電源切替まで40秒以内、オプションで10秒以内)
自動、手動、試験、遠隔の各運転モードが可能
同社は、すでに営業活動を開始して大阪事業所で生産を始めており、2012年度からは標準モデルとして営業活動を推進するとともに、量産態勢を取ることにしています。

担当
三井造船マシナリー・サービス株式会社 営業本部
木村、宮尾  電話:03-6806-1075
お問合わせ先
広報室
高岡  電話:03-3544-3147