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2012年

2012年05月22日
船舶用ディーゼルエンジンNOx三次規制対応
世界初のビルトイン(エンジン一体)型EGRで規制値クリアを確認

ビルトイン型EGRシステムイメージ図
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、船舶用大型低速ディーゼルエンジンにおいて、世界初のビルトイン方式による排気ガス再循環システム(Exhaust Gas Recirculation:以下EGR)によりNOx3次規制に対応できることを確認しました。

国際海運の世界では、今後IMO(国際海事機関)による環境規制が順次強化されます。
船舶からの排出されるNOx(窒素酸化物)についても2000年からの一次規制で17g/kWh以下、2011年からの二次規制では14.4g/kWh以下、そして2016年からの三次規制では、特定海域で一次規制値比80%減となる3.4g/kWh以下を満たす必要があります。

一昨年当社は、玉野事業所機械工場内に世界最大級のテスト用ディーゼルエンジンを設置し、実機ベースでNOx低減技術をはじめ各種環境規制対応技術開発および実証試験を進めてきました。

このたびNOx三次規制値をクリアした当社のEGRは、エンジンからの排気ガスの一部をエンジンに再循環させ、エンジンの燃焼温度を下げることによりNOx排出量を低減するシステムです。
本システムは、世界初のビルトイン方式であることが大きな特長です。EGRの機器をエンジンに一体装備することにより各種NOx規制対応技術の中では、機関室設計への影響が最も少なく、最もコンパクトなシステムであるといえます。

当社は、船舶用大型低速ディーゼルエンジンの国内トップメーカーとして、NOx規制だけではなく、CO2削減技術(省エネ技術)の技術開発も進めています。既に確立した技術であるガス燃料エンジン(ME-GI)も含めた各種製品ラインアップを揃え、今後もお客様の多様なニーズに応えていきます。

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