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-エクソンモービルケミカルの高付加価値製品生産設備-
2014年

2014年03月07日
シンガポール向け化学プラントのEPC契約を締結
-エクソンモービルケミカルの高付加価値製品生産設備-

三井造船株式会社(社長:田中孝雄)は、ExxonMobil Chemical Asia Pacific.(EMCAP)がシンガポールのジュロン島に建設を計画する、世界最大規模のハロブチルゴム及び接着剤用特殊樹脂の生産設備を受注しました。
ハロブチルゴムは、タイヤのインナーチューブ等の原料として、接着剤用特殊樹脂は、紙おむつ等の接着剤原料に用いられます。

契約は詳細設計・機材調達・建設工事の一括請負契約(EPC)であり、当社及び当社のグループ会社によって遂行されます。本プロジェクトは、EMCAPの高付加価値品であるスペシャリティ製品に重点を置いた事業戦略の一環であり、ExxonMobil Chemicalのプロセスが採用されています。生産設備は2017年に完工を予定しています。

本プロジェクトの受注は、当社のシンガポールにおける多数のプラント建設実績、及び、過去30年に及ぶエクソンモービル社との経験で培われたプロジェクト遂行及びエンジニアリング能力が評価された結果と考えています。

本契約の締結により、2013年度における三井造船グループのエンジニアリング事業受注高が2,500億円を越えることになります。当社は、昨年策定した中期経営計画において、エンジニアリング事業を成長の三本柱の一つと定めており、今後もエンジニアリング事業の拡大に積極的に取り組んでいく所存です。

担当
エンジニアリング事業本部 プラント営業部
齋藤 電話:043-351-8020
お問い合わせ先
経営企画部 広報室
高岡 電話:03-3544-3147