三井造船株式会社（社長：田中　孝雄）の100％出資会社である三井造船プラントエンジニアリング株式会社（社長：大沼　喜博、本社：千葉市美浜区中瀬）は、三井化学（社長：田中　稔一氏）が大牟田工場（福岡県大牟田市）に建設する、世界で初めてとなるXDI（メタキシリレンジイソシアネート）年産5,000トンの生産設備を受注しました。

XDIは、三井化学殿が世界に先駆けて事業化した世界オンリーワン製品であり、コーティング・機能材料として、安全性の高い食品包装用接着剤、太陽電池やスマートフォンなどに使用される特殊インキ・コーティング材料、高耐久性の建材シーリング、安全性の高いマイクロカプセルなどに使用されます。
また、三井化学殿が世界をリードするメガネレンズ材料として、高屈析率を特徴に、クリアな視界、高い強度と自由なデザイン、優れた耐久性で革新をもたらし、軽くて薄いメガネレンズ材料のグローバルスタンダードとして認知されています。

三井造船プラントエンジニアリングは、本生産設備の詳細設計・機材調達・建設工事を請負、三井化学殿の2015年10月稼働（予定）をサポートします。

三井造船プラントエンジニアリングは、石油化学を中心に、無機化学・環境保全・新エネルギー・プラントメンテナンス・設備診断・省エネ検討業務まで、豊富な経験を生かして幅広く事業を展開しており、今後もお客様のご要望に応えてまいります。