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2015年

2015年1月21日
BWSC/英国でのバイオマス売電事業を拡大

完成予想パース図
三井造船(社長:田中 孝雄)の100%子会社である、Burmeister & Wain Scandinavian Contractor A/S (BWSC、デンマーク社、社長:Anders Heine Jensen)は、デンマーク大手年金基金であるPensionDanmarkと英国にバイオマス発電による売電事業を行うための合弁会社BWSC Power Corporation Limited(“BWSC PCL”)を2013年に設立しました。
同社は既にイングランド東部のリンカンシャー州ブリッグで1基目のバイオマス発電プラントを建設中ですが、このたびイングランド東部のスネッタートン市に新発電所を建設し売電事業を拡大することにいたしました。

プロジェクト総額は16億デンマーククローネ(320億円)で、資金はBWSCによる出資(40億円)とPensionDanmarkによる出資及び親会社ローン(280億円)により調達します。

プラントの発電能力は44MWで8万2,000世帯分の電力に相当します。また、バイオマス(主に麦わら)を燃料使用することにより年間30万トンの二酸化炭素排出量を削減します。

BWSC社はエンジニアリング、機器調達・据付・建設、試運転までを一括で請け負い、2017年春に引き渡し予定です。また15年間の運転・保守業務も合わせて受託します。

BWSC社は、ディーゼル発電施設のエンジニアリング、建設、運転管理まで一貫した事業を世界の各地で展開しており、創業以来53カ国、170件以上の発電施設の納入実績があります。また、近年は環境問題の高まりを背景に、バイオマスボイラやバイオガスディーゼル発電にも進出し実績をあげています。

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