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2015年

2015年2月5日
東京港埠頭株式会社からコンテナクレーン6基を連続受注

イメージ図(シャトル式クレーン)

同型クレーン
三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)は、東京港埠頭株式会社(東京都江東区、社長:平野 裕司 氏)から東京港大井埠頭(第2バース:借受会社/川崎汽船株式会社)向けコンテナクレーン2基と東京港品川公共埠頭(SEバース)向けコンテナクレーン1基、東京港中防外コンテナ埠頭(Y2バース:借受会社/株式会社韓進海運)向けコンテナクレーン3基の合計6基を連続で受注しました。

大井埠頭向けコンテナクレーンは、コンテナ船の大型化に対応できるよう設計されており、主な特長として、20列大型コンテナ船に対応し、荷役効率を向上させるツインリフトスプレッダを搭載しています。また、近接する羽田空港の高さ制限に適合するため中折れ機構を備えています。

品川公共埠頭向けコンテナクレーンは、パナマックスコンテナ船に対応し、当社が2011年に納入したコンテナクレーンとほぼ同仕様となっています。

中防外コンテナ埠頭向けコンテナクレーンは、22列大型コンテナ船に対応し、大井埠頭向け同様ツインリフトスプレッダを搭載しています。また、近接する羽田空港の高さ制限に適合するため日本初のシャトルブーム式コンテナクレーンとなります。さらに、超大型地震(レベル2地震動)に耐える免震機構を備えています。

上記のコンテナクレーンの整備により、東京港の港勢拡大および国際競争力強化に貢献できるものと期待されています。

三井造船はコンテナリゼーションの幕開けとともに、1967年に日本で初めてのコンテナクレーンを神戸港へ納入以来、国内外に300基を超える納入実績を有しています。
また、コンテナクレーンのみならず、コンテナ荷役効率向上に欠かせないコンテナヤード用トランスファークレーンおよびコンテナターミナルマネジメントシステムも豊富な納入実績を有しており、アフターサービスを含めたコンテナターミナルのトータルシステム企業として事業展開しています。


東京港大井埠頭第2バース向けコンテナクレーン2基 諸元
定格荷重 コンテナ :61t (20ftツインリフトスプレッダ)
重量物  :70t
全揚程 58m (海側レール面上41m、レール面下17m)
アウトリーチ 55m
レールスパン 30m
バックリーチ 15m


東京港品川公共埠頭SEバース向けコンテナクレーン1基 諸元
定格荷重 コンテナ :40.6t
重量物  :47t
全揚程 41m (海側レール面上29m、レール面下12m)
アウトリーチ 40m
レールスパン 16m
バックリーチ 11m


東京港中防外Y2バース向けコンテナクレーン3基 諸元
定格荷重 コンテナ :65t (20ftツインリフトスプレッダ)
重量物  :80t
全揚程 58m (海側レール面上40m、レール面下18m)
アウトリーチ 63m
レールスパン 43.5m
担当部署
機械・システム事業本部運搬機営業部
森下 電話:03-3544-3906


お問い合わせ先
経営企画部 広報室
高岡 電話:03-3544-3147