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2015年

2015年2月27日
次世代の海洋資源開発分野へ事業の拡大・強化
-大型浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)船体部 引き渡し-

FPSO(出渠時)

FPSO(出帆時)
三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)は、千葉事業所にて建造中でありました、三井海洋開発株式会社(社長:宮﨑 俊郎)より受注した浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の船体部を引き渡し、本日、FPSO船体部は千葉事業所より出帆しました。
本FPSOは、三井海洋開発社によるトップサイド(甲板上に設置される石油・ガスの生産設備)搭載工事の後、ペトロブラス社(45%)、BGグループ(30%)、レプソル・シノペック・ブラジル社(25%)の3社によって結成されるコンソーシアムに用船される予定です。

FPSOは、海底に眠る巨大油田から取り出した原油を洋上にて処理し、貯蔵する設備です。FPSOの建造は、当社としては、2000年の引き渡し以降、本船が2基目となります。


主要目
全 長 337.40 m
幅 (型) 60.00 m
深 さ (型) 28.80 m
原 油 貯 蔵 艙 容 量 1,600,000 バレル
係 留 設 備 スプレッドムアリング (水深2,100 m)


担当部署
    船舶・艦艇事業本部 輸出船・LNG船・海洋プロジェクト営業部
    大野  電話:03-3544-3474
お問い合わせ先
経営企画部 広報室
乾(いぬい) 電話:03-3544-3147