三井造船株式会社（社長：田中　孝雄）は、川崎重工業株式会社（以下川崎重工業）との間で2014年12月25日付で締結した株式譲渡契約および合弁契約にもとづき、三井造船の100％子会社である株式会社エム・イー・エス由良（MES由良）の株式の４０％を本日付けで川崎重工業に譲渡し、本日より共同出資会社「MES-KHI由良ドック株式会社（英文名称：MES-KHI YURA DOCK CO. LTD.）」の運営を開始いたしました。

今回の協業は、三井造船と川崎重工業との両社双方に生じるメリットを生かしながら、今後需要の伸びが期待される北米シェールガス輸送用LNG船修繕の取り込みを背景に、両社の技術と要員を融合することで従来のMES由良により一層の競争力を付与し、収益の向上を図り、将来にわたる事業継続性を確保することを目的のひとつとしています。

また、営業の一本化を図ることにより、合弁新会社“MES-KHI由良ドック”を国内有数の修繕船事業者として強固な位置に占位させ、より機動的で、安定性かつ収益性の高い事業展開を行ってまいります。