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2015年

2015年12月21日
Mitsui Engineering & Shipbuilding Asia Pte Ltd社の
コジェネレーション発電並びに産業用発電市場における営業展開について

三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)の100%出資のシンガポール子会社、「Mitsui Engineering & Shipbuilding Asia Pte Ltd(MESA)」は、Solar Turbines International Company(Solar社)と共同で、アジア地域におけるコジェネレーション発電並びに産業用発電市場(CHP)で営業を開始します。

今回の営業展開の背景として、アジア地域での電力需要の増加があげられます。
タイなど電力価格が割高である一方、ガスが豊富にある地域では、発電と同時に蒸気を産出するコジェネレーション発電設備が求められています。
なかでも中・小型ガスタービンコジェネレーション発電設備は、短期間での設置、稼働が可能で、大型発電所に比べ投資金額も小規模で済むメリットがあります。

Solar社より提供を受ける基本技術並びに主要機器に基づき、詳細設計、機材調達、現地工事施工(EPC)を当社グループ会社が実施する予定です。

Solar社(アメリカ、カリフォルニア州)は1927年設立され、世界100カ国以上に約15,000のガスタービンを納入しており、中・小型ガスタービン業界で世界最大の製造会社です。
三井造船のガスタービン事業は1954年の自社開発1号機の完成を始めに135台の実績があり、また三井造船は1996年より同社と日本国内市場における業務提携を結び、Solar社製では36台のプロジェクト実績があります。

三井造船は、グローバル事業の展開加速・拡大のため、2013年10月にMESAを開設し、現地顧客へのアフターサービス事業、LSS(ライフサイクルソリューションサービス)事業並びに化学プラントの現地工事を遂行しています。
これを契機に今後ともシンガポールを初めとするアジア地域でのCHP分野の受注活動を積極的に展開していきます。


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