2016年04月26日
英国でバイオマス発電所竣工

三井造船(社長:田中 孝雄)の100%子会社である、Burmeister & Wain Scandinavian Contractor A/S (BWSC、デンマーク社、社長:Anders Heine Jensen)は、英国東部のリンカンシャー州のブリッグにてバイオマスプラント建設を進めてきましたが、このほど完成し、引き渡しました。
本発電所は、わらを燃料とするバイオマス発電所で、発電出力は40MWです。約7万世帯分の電力を賄い、年間30万トンのCO2排出量の削減が見込まれます。また、最大で25万トン/年消費される燃料のわらは、地元の農家から調達されます。
2013年、BWSCは、デンマークの大手年金基金であるCopenhagen Infrastructure Partners(CIP)、Pension Danmarkとともに、バイオマス発電所を建設、所有、運営するための合弁会社BWSC PCL Ltd(BWSC PCL)を設立しました。本バイオマスプラントは、BWSC PCLが設立した特別目的会社よりBWSCに発注され、予定よりも3ヶ月短い工期で完成、引き渡されました。BWSCはまた、今後15年間に亘って運転及び保守業務(O&M)も請け負います。
BWSCは、ディーゼル及びバイオマス発電施設のエンジニアリング、建設、運転・保守管理まで一貫した事業を世界の各地で展開しています。創業以来53カ国、175件以上の発電施設の納入実績があり、その発電容量は3,500MWを超えます。
お問い合わせ先
経営企画部 広報室
乾(いぬい) 電話:03-3544-3147
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