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2016年

2016年06月20日
次世代機関状態監視システム「CMAXS e-GICSX」を運用開始
-船内早期異常検知による機関の予防保全および高精度な性能診断を支援-

三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)および100%出資子会社である三造テクノサービス株式会社(本社:岡山県玉野市、社長:福田 眞一)は、一般財団法人日本海事協会(本部:東京都千代田区、会長:冨士原 康一氏)と共同で、当社製MAN B&W舶用主機関(エンジン)を対象にした「次世代機関状態監視システム(サービス名:CMAXS e-GICSX)」の研究開発を実施し、2016年4月にサービスを開始しました。

また、株式会社商船三井(本社:東京都港区、社長:池田 潤一郎氏)より電子制御二元燃料主機関搭載船M/V “TARANAKI SUN” 7S50ME-B9.3-LGIへの”CMAXS e-GICSX”システムを受注し、搭載しました。

CMAXS e-GICSXにおいては、機関に設置された複数のセンサデータだけではなく、気象・海象などの航海データを包含するビッグデータの相関関係を高度なアルゴリズムを用いて船内で解析・監視することで、早期に的確な異常診断を行います。また、船内の異常診断結果を陸上で解析する性能診断に反映することで、精度の高い性能診断結果を提供します。

今後も三井造船ならびに三造テクノサービスは、舶用主機関(ディーゼルエンジン)をはじめとした各種機器、装置に対する、顧客のニーズにマッチした先進的なアフターサービスを提供し、顧客満足を提供していきます。


担当部署
三造テクノサービス(株) ディーゼルサービス事業部 技術部
光森 電話:0863-23-2385
お問い合わせ先
経営企画部 広報室
乾(いぬい) 電話:03-3544-3147