2017年11月1日
中量産製品の製造・販売を行う事業分担子会社2社を合併
三井造船株式会社(社長:田中 孝雄、本社:東京都中央区、以下MES)は、100%子会社である三造パワーエレクトロニクス株式会社(社長:沢崎 栄司、本社:岡山県玉野市、以下MESPE)及び三井造船マシナリー・サービス株式会社(社長:森田 政夫、本社:東京都千代田区、以下MZM)について、平成30年4月1日付でMZMを存続会社とする吸収合併により、経営統合することに決定しました。
両社は、MES機械・システム事業本部における事業分担子会社として中量産品の製造・販売を手掛けています。MESPEは、自動車用クランク、コンロッドなど熱間鍛造部品の材料加熱用ヒータ、鋼板の塗装乾燥、銅管の熱処理装置などの用途向けとして、高周波誘導加熱技術を用いた加熱装置(以下パワエレ製品)の製造・販売を行っており、鍛造前加熱ヒータ分野においては国内トップシェアを誇っています。
一方MZMは、東京事業所(東京都昭島市)、大阪事業所(大阪府大阪市)の2カ所の製造拠点において、小型ディーゼルエンジン、非常用ディーゼル発電装置、マイクロスティームタービン発電装置、冷熱・除湿装置、ゼオライト膜脱水装置など数多くの一般産業用機械の製造・販売を行っており、これらの製品群の販売を通じて営業所(6拠点)、代理店(約50社)、サービス工場(約100社)など、全国規模のサービスネットワークを有しています。
今回の統合では、MZMの有するリソース及びサービスネットワークを活用する事により、パワエレ製品の営業力強化とアフターサービス事業の強化を行うとともに、マテハンシステム(材料供給・排出システム)の高機能化等により、パワエレ事業の拡大と付加価値向上を目指します。またパワエレ事業をMZM大阪事業所における新たなコア事業と位置付ける事によって MZMの事業規模を拡大します。
また中量産品事業を統合新会社へと集約する事により同社の経営効率を高め、平成30年4月1日のMES持株会社体制への移行に伴い発足する予定の「株式会社三井E&Sマシナリー」(=現機械・システム事業本部)における中量産品事業の核として更なる事業拡大を目指してまいります。
なおMZMは本統合に合わせ、平成30年4月1日付を以って「株式会社三井E&Sパワーシステムズ」へと社名変更を行う予定です。詳細は下記「統合新会社の概要」をご参照下さい。
統合新会社の概要(平成30年4月1日時点)
会社商号 | 株式会社 三井E&Sパワーシステムズ MITSUI E&S POWER SYSTEMS INC. |
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所在地 | 東京都千代田区神田紺屋町7番地 |
資本金 | 4億7000万円 |
出資比率 | ㈱三井E&Sマシナリー100% |
合併効力発生日 | 平成30年4月1日 |
従業員 | 約190名 |
事業内容 | 小型ディーゼルエンジン販売、非常用ディーゼル発電装置、パワエレ製品、他の製造販売 |
担当
松岡 電話:03-3544-3035
お問い合わせ先
乾(いぬい) 電話:03-3544-3147