三井E&S造船(株)
三井E&Sグループの礎を築いてきた造船技術は多様な進化を遂げ、
装いもあらたに世界の海に挑み続けます。

三井E&Sの礎を築いてきた船舶艦艇事業の技術は、ばら積み貨物運搬船、タンカー、LNG運搬船をはじめ、防衛省向け艦艇や海上保安庁向け巡視船など、最新鋭の船舶建造へ受け継がれています。近年は、CO2排出量を削減し、燃費性能を大幅に向上させた環境対応型の次世代船を多数開発、市場投入しています。また、今後も活発化が見込まれる海洋資源開発向けに、次世代型FPSO船体の開発を進め、水中ロボット等の海洋機器開発にも積極的に取り組んでいます。さらに、中小型ガス船、LNG燃料船等のエンジニアリングサービスも展開しています。

製品トピックス

世界最大級のエコシップ「neoVLCC」、
31万トン型超大型オイルタンカーが誕生しました。

2017年11月に三井E&S造船が竣工・引き渡しを終えた、載貨重量トン数312,539トン、全長339.5メートルという超大型のオイルタンカー(VLCC)は、さまざまな環境技術を駆使した次世代型のエコシップとして、大きな注目を集めています。最新の船首および船尾形状、高効率プロペラ、省エネ装置装備により輸送効率は飛躍的に高まったことに加え、MARPOL条約のSOx排出規制強化に対応する低硫黄燃料油タンクを配備し、さらに就航後の排ガス浄化システム(SOxスクラバ)の搭載を考慮した機関室配置としています。ほかにも、原油気化ガスの大気放出を防ぐシステム(VECS)を搭載するなど、さまざまな面で環境保護に配慮した設計となっています。三井E&S造船はこの新しいエコタンカーを「neoVLCC」と名付け、さらなる建造を進めています。

三井造船が描く次世代型エコシップの軌跡、
66万トン型neo66BCから31万トン型neoVLCCまで。

国際海運におけるCO2排出量規制が導入され、船舶にも高い環境性能が求められるようになっています。そんな動きに先んじるかたちで、三井E&S造船では早くからエコシップの開発を始め、その成果はすでに多くの船舶に活かされています。記念すべき第一号となったのが、2010年10月に発表された66,000重量トン型バルクキャリアー「neo Supramax 66BC」。160隻を超える受注を達成したベストセラー船である一世代前の「56BC」の使い勝手を踏襲しつつ大型化を図りながらも、新開発の省エネ船型を採用することで、燃料消費量は「56BC」に代表される従来型ハンディマックスと同等以下を達成しています。その後も省エネ船の研究を続けており、その成果の一つが前述したエコシップneo VLCCなのです。