(株)三井E&Sマシナリー
動力エネルギー分野、物流システム分野、社会インフラ分野を擁し、
国内・海外で高いプレゼンスを発揮しています。

動力エネルギー分野では、船舶用ディーゼルエンジンをはじめ、高炉の心臓部を担う往復動圧縮機等の各種コンプレッサ、ガスエンジンコージェネレーションシステム等、多彩な製品を生産。物流システム分野では、各種の物流・運搬機械を生産し、環境配慮型ヤード用コンテナクレーンや、新型岸壁用コンテナクレーンなどで高付加価値化を推進しています。社会インフラ分野では、橋梁、海洋構造物等の技術で社会基盤の整備、快適な都市づくりに貢献しています。

製品トピックス

NOx三次規制対応、高圧EGRシステム搭載の、
次世代型大型舶用ディーゼルエンジンを実現しました。

国際海運の世界では国際海事機関(IMO)による環境規制が順次強化されており、船舶からの排出されるNOx(窒素酸化物)について、2016年からの三次規制では2010年以前の一次規制の値と比べると80パーセント近く削減させなければなりません。三井E&Sマシナリーではエンジンからの排ガスの一部を掃気管へ再循環させ、燃焼温度を下げることによってNOx生成を低減する高圧EGRというシステムを実用化。さらに新たに開発された大型舶用ディーゼルエンジンでは、排ガス対策用の主要機器をエンジンに一体装備(ビルトイン)することによりコンパクトな機器構成を実現しており、各種NOx規制対応技術の中では、最も機関室設計への影響が少ないシステムとして高い評価を得ています。
また船舶用大型低速ディーゼルエンジンの国内トップメーカーとして、NOx規制だけでなく、SOx規制やCO2削減技術(省エネ技術)の技術開発も進めています。既に製造実績のあるME-GI(メタンと重油)、ME-GI-Ethane(エタンと重油)、ME-LGI(メタノールやLPG他と重油)も含めた各種製品ラインアップを揃えており、今後も環境に優しく経済性にも優れた推進システムを提供していきます。

巨大な鉄道ヤードの荷役を自動化した、
世界最先端の自動コンテナクレーンを納入しました。

2016年8月、全米最大のコンテナ取扱量を誇るロサンゼルス港の鉄道ヤードに納入された3基の大きなクレーンは、三井E&Sマシナリーが製作・設置した画期的な製品です。まず驚くべきはそのサイズで、高さは約14メートル、横幅は41メートル以上あり、この「門」のような形のクレーンが8本の引込線(仕分線)を跨ぎながら自由に走行し、貨車から地上へ、あるいは地上から貨車へとコンテナの荷役が可能になっています。2つ目の驚きは、これだけの巨大なマシンでありながら、まるで精密機械のような制御が行われ、寸分の狂いもなくコンテナを持ち上げられるということです。風による揺れまで抑える高度な技術により、精緻な荷役の自動化が実現し、作業の効率化と品質の向上に大きく役立っています。国際物流の需要がますます高まる今、三井E&Sマシナリーでは最先端自動クレーンをこれからも世界中の港に設置していく計画です。