環境管理データサスティナビリティ
環境管理データ(旧三井造船単体)
エネルギーの使用量とCO2 の排出量
当社における環境指標の実績推移を示します。2021年3月末における三井E&S造船千葉工場の閉鎖及び2021年10月1日の三井E&S造船玉野艦船工場の三菱重工業(株)への譲渡等、事業構造の変革による生産体制の圧縮が大きく影響し、更に、省エネ型のLED電灯への換装を実施したことにより、 2021年度の総エネルギー使用量は前年度比約31%減少しました。CO2排出量は前年度比約21%の削減を実現しました。
水の使用量
用水の過去5年間の使用実績をグラフに示します。当社は上水(清水)と工業用水(中水)を使用しています。2021年度も節水に努めた結果、上水と工業用水の使用量合計は前年度から約6%減少しました。
廃棄物の発生量とリサイクル率
産業廃棄物の不法投棄は大きな社会問題になっており、当社も排出者責任を全うすべくあらゆる努力を行っており、厳格なマニフェスト管理により、処理業者への定期的な立入検査を実施しています。更に大切なのは、廃棄物量そのものを削減することで、当社は徹底した分別回収とリサイクルに取り組んでいます。当社の廃棄物発生量とリサイクル率について、過去5年間の実績及び2021年度の廃棄物の内訳を下のグラフに示します。事業構造の変革による生産体制の圧縮とともに、発生の抑制に努めた結果、廃棄物発生量は 前年度に比べ約44.9%減少しました。一方、鉱さいのリサイクルが進んだため、リサイクル率は約0.9%増加し、78.6%となりました。今後とも発生抑制とリサイクル率の向上に努めていきます。更に、厳格な管理による廃棄物の適正処理を継続していきます。
環境会計(旧三井造船単体)(2021年度)
環境保全のために投入した投資額と費用額の合計は1,297.4百万円でした。環境保全コストの分類は「環境会計ガイドライン 2005年版」の「事業活動に応じた分類」に基づいています。