三井造船株式会社（社長：加藤 泰彦）は、Prime Evolue Singapore Pte. Ltd. 社（㈱プライムポリマー：80％、三井物産㈱：20％出資）がシンガポールで計画している年産30万トンのメタロセン系ポリマー「エボリューTM」プラントの建設工事を受注しました。

「エボリューTM」は、高強度・密封性・低臭気・低フィッシュアイ・ヒートシール性に優れ、液物包装やパウダー包装などに求められる高機能シーラント用材料として、アジア市場での急速な拡大が見込まれています。

当社は、ポリマー製造プラントを日本国内外で数多く建設しています。また、今回の受注によりシンガポールでの石油化学プラント建設工事の実績は1982年以降31件となります。
このポリマー製造プラントの建設実績及びシンガポールでの建設工事実績が同社に高く評価され、今回競争入札を経て受注に至りました。

東南アジア地区で石化投資が活発化しており、これを契機に今後ともシンガポールを初めとするアジア地域での受注活動を積極的に展開していきます。