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2013年

2013年09月17日
トルクメニスタン向け硫酸プラント建設工事を受注
-硫酸プラント69件目の案件-

調印式
三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)は、トルコのルネッサンス社とのコンソーシャムで、中央アジアのトルクメニスタンの国営化学公社から、年産50万トンの硫酸プラントのEPC(設計・機器調達・現地工事)を双日株式会社(社長:佐藤 洋二)の協力を得て受注しました。調印式は12日ベルディムハメドフ・トルクメニスタン大統領閣下ならびに麻生副総理ご臨席のもと日本トルクメニスタン・フォーラム会場にて行われました。

受注した硫酸プラントは、トルクメニスタンのトルクメナバート市内に建設し、2013年9月に着工、2016年6月に引き渡し予定です。
三井造船は、ライセンス供与、基本・詳細設計、海外機材調達、SV派遣を所掌。コンソーシャムのルネッサンス社は、海上・内陸輸送、建設資材調達、現地工事を所掌します。
なお、本プロジェクトには、国際協力銀行による輸出金融の適用と日本貿易保険の貿易保険の付保を予定しています。

トルクメニスタンは豊富な天然ガスが産出されます。産出される天然ガスは、硫黄分を多く含むため、本プラントではガス処理の副生物として発生する硫黄を有効活用して硫酸を生産し、肥料の原料として使用する予定です。

三井造船の硫酸プラントの実績は本件で69件目となります。世界の穀物消費量は年々増加しており、それとともに肥料の需要・肥料プラントの需要も拡大しています。
今後も肥料などをつくる無機化学プラント分野に注力するとともに、この受注をきっかけにトルクメニスタンでの更なる受注拡大を図っていきます。

担当部署
エンジニアリング事業本部 プラント営業部
早福  電話:043-351-8020
お問い合わせ先
経営企画部 広報室
高岡  電話:03-3544-3147