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2013年

2013年10月25日
神戸港に国内最大級コンテナクレーンの搬入据付を完了

コンテナクレーン
三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)は、神戸港埠頭株式会社(神戸市中央区、社長:犬伏 泰夫 氏)より昨年受注し、大分事業所で製作していたコンテナクレーン(22列対応型)3基について、先日、神戸港ポートアイランドPC16,17バースに搬入据付を完了し、11月の稼働開始に向け現在試運転調整の作業を行っています。

納入したコンテナクレーンは、コンテナ荷役の効率化によるコンテナ船の大型化に対応できるよう設計されており、主な特長として、22列大型コンテナ船に対応し、荷役効率を向上させるツインリフトスプレッダを搭載しており、超大型地震(レベル2地震動)に耐える免震装置を備えています。
本コンテナクレーンの整備により、神戸港の発展に、さらには阪神港(神戸港・大阪港)の港勢拡大および国際競争力強化に貢献できるものと期待されています。

三井造船はコンテナリゼーションの幕開けとともに、1967年に日本で初めてのコンテナクレーンを神戸港へ納入以来、国内外に280基を超える納入実績を有しています。
また、コンテナクレーンのみならず、コンテナ荷役効率向上に欠かせないコンテナヤード用トランスファークレーンおよびコンテナターミナルマネジメントシステムも豊富な納入実績を有しており、アフターサービスを含めたコンテナターミナルのトータルシステム企業として事業展開しています。
コンテナクレーン諸元
定格荷重 コンテナ:65t(20ftツインリフトスプレッダ)、重量物:75t
全揚程 56.5m(海側レール面上40.0m、レール面した16.5m)
アウトリーチ 63.1m
レールスパン 30.5m
バックリーチ 16m
総重量 約1,400t(免震装置付)
                                      
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