2013年12月25日
北海道向け超寒冷地仕様の非常用発電機を開発
-子会社の三井造船マシナリー・サービス-

三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)の100%出資子会社の三井造船マシナリー・サービス株式会社(社長:黒瀬 外善、本社:東京都千代田区、以下三井造船マシナリー・サービス)は、北海道などの超寒冷地向けに非常用発電機(5kVA:以下本非常用発電機)を開発し、販売を開始しました。
このたび同社が開発し、販売を始めた超寒冷地向け非常用発電機は、冬季の-30℃および猛烈な吹雪(ブリザード)という厳しい気象条件に耐えうるため、以下の特長を備えています。
このたび同社が開発し、販売を始めた超寒冷地向け非常用発電機は、冬季の-30℃および猛烈な吹雪(ブリザード)という厳しい気象条件に耐えうるため、以下の特長を備えています。
5kVAの特長
- 非常用発電機を収める金属製の箱(キュービクル)の内部の断熱構造化
- キュービクルは、積雪に対応用の縦型のデザインで、吸気口を高所に設置
- キュービクルは、積雪の吹き込み防止のための精密シール構造
- キュービクル内をヒーター加温し、発電機が常時始動可能な状況を保持
- 始動用スターターは24Vの仕様(12V仕様機もあり)
- 不凍液の凍結防止のため、空冷ディーゼル発電機を採用
- 塗装は、塩害および猛烈な吹雪の研磨作用対策のために重耐塩塗装を採用
本非常用発電機の用途としては、鉄道信号電源、交通信号電源、防災・消防・携帯電話無線中継局等の非常用電源が挙げられ、既に3台の受注実績があります。
三井造船マシナリー・サービスは、外航船や内航船に搭載される舶用の非常用や停泊用のディーゼル発電装置の分野でトップメーカーとしての地位を占めています。さらに、陸用の分野でも、防災設備、鉄道設備、電力システム、通信システム、放送システム等のバックアップ電源としての非常用ディーゼル発電装置や、灌漑用、洪水対策用そして文化財消火用のポンプ駆動用ディーゼルエンジンを多数生産してきました。
今回、超寒冷地仕様の非常用発電機を製品ラインナップに揃え、更なる売り上げ拡大を図っていきます。
三井造船マシナリー・サービスは、外航船や内航船に搭載される舶用の非常用や停泊用のディーゼル発電装置の分野でトップメーカーとしての地位を占めています。さらに、陸用の分野でも、防災設備、鉄道設備、電力システム、通信システム、放送システム等のバックアップ電源としての非常用ディーゼル発電装置や、灌漑用、洪水対策用そして文化財消火用のポンプ駆動用ディーゼルエンジンを多数生産してきました。
今回、超寒冷地仕様の非常用発電機を製品ラインナップに揃え、更なる売り上げ拡大を図っていきます。
担当
三井造船マシナリー・サービス (株) 札幌営業所
本橋 電話:011-209-0075
本橋 電話:011-209-0075
お問い合わせ先
三井造船㈱ 経営企画部 広報室
乾 電話:03-3544-3147
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