三井造船株式会社（社長：田中　孝雄）の100%出資会社である三井造船環境エンジニアリング株式会社（以下：MKE、本社：千葉県千葉市、社長：福井　馨）は、ごみ焼却施設の基幹改良工事を2件受注しました。

本基幹改良工事は、環境省の循環型社会形成推進交付金事業として、既存ごみ焼却施設の長寿命化および施設から排出されるCO2排出量削減を図る目的で行われるものです。
今回受注した2件の工事は、劣化した機器・装置を更新・整備をする他に、従来なかった発電設備を新たに設置することで、ごみから発生するエネルギーの有効利用を行います。

ごみ焼却施設の寿命は一般的に20年と言われてきましたが、基幹改良工事による長寿命化対策を行うことで、施設建設から閉鎖までの維持管理費等生涯費用（ライフ・サイクル・コスト）低減を行い自治体行政の負担軽減をするだけでなく、CO2排出削減による地球温暖化防止に寄与できます。

MKEは、三井造船がこれまで納入した30余りのごみ焼却施設について、長い期間使用できるよう三井造船グループの技術力を生かして本事業を強化して参ります。