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2015年

2015年8月5日
新潟造船 半潜水型水中展望船「サブマリン Jr. Ⅱ」引き渡し

半潜水型水中展望船「サブマリン Jr. Ⅱ」

内部
三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)の100%出資会社である新潟造船株式会社(本社:新潟市 社長:髙橋 通之)は、建造中でありました株式会社パノラマ・ホテルズ・ワン殿向け半潜水型水中展望船「サブマリンJr.Ⅱ」を7月10日に新潟造船の三崎工場で引き渡しました。

本船は、以前三井造船にて建造していた同型の船(SJD-40型)の代替船として新潟造船で建造したもので、半潜水型水中展望船としては最初の船です。

水中展望室の側壁下部には、縦横510mm、厚さ40mmのアクリル製水中窓が左右に11枚ずつ、合計22枚も設けられており、この窓から海中や海底、更に水中のプロペラの動きを観察することが出来ます。
また、水中展望室の内装については、潜水艦内をイメージして、室内を全体的に暗めとするためダークグレーとダークブルーを基調とし、室内には疑似潜望鏡、ソナー音、電飾パネル、疑似計器パネル、テレビモニター等の潜水艦のイメージを演出する設備を多数設けています。

本船は、沖縄県のANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートにて準備が整い次第運航を開始する予定です。


主要目
全    長 13.99m
  幅 5.00m
深   さ 2.60m
計画満水喫水 1.25m
総 ト ン 数 16トン
主  機  関  64kw×2基
速 力 約9ノット
最大搭載人員 46名(乗客44名、乗員2名)


お問い合わせ先
新潟造船(株) 業務部
本多 電話:025-222-6121