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2017年

2017年03月30日
182,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「グッド ホライズン」引き渡し
-エコシップ「neo182BC」の1隻目竣工-

グッド ホライズン

三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)は千葉事業所にて建造中でありました、182,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「グッド ホライズン」(GOOD HORIZON、当社第1927番船)をこのほど完成し、本日同事業所にて引き渡しました。

本船は、「ダンケルクマックス」と呼ばれるケープサイズ・バルクキャリアであり、次世代型エコシップとして燃費性能に優れる「neo182BC」の1番船で、66,000重量トン型「neo66BC」に始まる当社のエコシップタイプのラインナップ「neoシリーズ」の中で、56,000重量トン型「neo56BC」、60,000重量トン型「neo60BC」に続く第4弾の実績船となります。





主 要 目
全長 292.0m
幅(型) 44.98m
深さ(型) 24.70m
総トン数 94,818
載貨重量トン数 182,342メトリックトン
主機関 三井-MAN B&W ディーゼル機関 6G70ME-C9.5 1基
航海速力 15.0ノット(常用出力)
最大搭載人員 25人
船級 NK
船籍 パナマ
引渡日 2017年3月30日


特長
  • 全長292m、幅45mの「ダンケルクマックス」と呼ばれる主要目を維持しながらも182,000重量トンを確保し、新開発の省エネ船型の採用と十分な貨物倉容積を有することにより、輸送効率の向上を果たしている。
  • 最新の船首形状及び船尾形状の採用、高効率プロペラ、省エネ装置装備により、省エネルギー化を図っている。
  • MARPOL条約の燃料油タンク保護規則への対応や、SOx排出規制強化に対応する低硫黄燃料油タンクの配備に加え、バラスト水管理条約に基づいたバラスト水処理装置を搭載するなど、環境保護に配慮している。
  • 主機関にはMARPOL NOx排出規制(Tier Ⅱ)を満たした電子制御エンジンである三井-MAN B&W ディーゼル機関6G70ME-C9.5を搭載し、最適な機関チューニングを適用することにより幅広い出力域において低燃費を実現している。
  • パナマ第三閘門通航の為の設備要件を満足させ、オペレーションの自由度向上を図っている。
  • SOLAS条約の新騒音コードに対応し、船員の労働環境向上を図っている。
お問い合わせ先
企画本部 経営企画部 広報室
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