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JR総武線本線支線(中央稜行線)・市ヶ谷駅のホームドア

JR総武線本線支線(中央緩行線)・市ヶ谷駅のホームドア

私たちが解説します! 三井造船特機エンジニアリング マリン・メンテ事業部 MM営業部 千葉メンテナンス営業課/課長補佐・手塚 智紀さん(左)と主任・坂本 龍弥さん(右)。「様々なタイプのホームドアにも柔軟に対応しています」 私が解説します!

チームの力で、次の扉を。

チームの力で、次の扉を。

造波装置

都市部の鉄道駅を中心に設置が増えてきているホームドア。乗降客のホームへの転落を防止して安全を守る大切な装置です。当社では、2014年度よりホームドアの設置工事をJR東日本メカトロニクス(株)様より受注。2021年6月までにJR山手線・京浜東北線・総武線等の29駅への設置工事を完遂しています。

駅構内ホーム上での工事は乗降客がいる中ではできませんから、作業ができるのは終電から始発が走り始めるまでのわずか2時間半程度。この短時間で集中的に作業し、その日の工程を終え、片付けまで完了させます。特にシビアになるのは、ドア設置当日。専用貨物車両でホームドアを運ぶ業者、それをホームに下ろす業者、そして設置する当社など、総勢約50名が入り乱れての現場となりますが、それでも工事は迅速に安全に進められます。

実は、当社作業員は大半が社内スタッフ。社外作業員をほとんど使わずに経験とノウハウを積み重ね、チーム力を高めることでスピーディで無駄がなく、確実な作業を実現させています。2021年6月には、作業の効率化と技術力向上に努め無事故で工事を完遂した実績を、東日本旅客鉄道(株)様より表彰いただきました。

始発の時間が迫る中、しかし妥協することなく、ドアの高さや傾きの精度をギリギリまで調整して作業は完了します。こうして、昨日は無かったホームドアが、一夜のうちに出現するのです。 ※記事の内容は取材当時(2021年7月)のものです。

ホームドア設置までの流れ
  • 2500馬力の巨大エンジン製造の現場
  • 受け継がれる“くす玉づくり
  • 市原バイオマス発電所を実現させた男
  • どうやって運ぶ?コンテナ用岸壁クレーン
  • たっぷり楽しい〝おんせん県〟
  • 古くて最新の街、日本橋を歩こう!
  • 廃炉作業用ロボットを開発せよ
  • 瀬戸内の潮風香る玉野を散策
  • 冷凍運搬船の建造に挑んだ若者たち。
  • 巨大海上設備を嵐から守れ!
  • 世界屈指の特殊金属溶接技術
  • 二元燃料エンジン「ME-GI」の製造で学んだこと
  • レーダ探査技術
  • 「ロボット計測ソリューション」の可能性
  • 予知保全を実現するCBM
  • 船舶の自動運転を実現させるために。
  • コンテナ用ヤードクレーン「トランステーナ」嵩上げ工事
  • 造波装置
  • ホームドア設置工事
  • ディーゼルエンジン出荷作業
  • 舶用ディーゼル主機関遠隔操縦装置