米国エクソンモービル社向けエチレンプラント用分解炉を建設完了

プレスリリース

三井造船株式会社(社長: 田中 孝雄)は、エクソンモービル社より2013年10月に受注し、米国テキサス州で建設を進めてきたエチレンプラント用分解炉の建設がこのたび完了しました。

本プロジェクトでは、フランスのハーティ・ペトロケム社(Heurtey Petrochem社)とコンソーシアムを組み、当社、ハーティ・ペトロケム社ともに双方の米国子会社(当社:※ECI、ハーティ・ペトロケム社:Petro-chem Development Co., Inc.)を活用してプロジェクトを遂行しました。

エチレンプラント用分解炉は、エクソンモービルがテキサス州ベイタウン及びモントベルビューで計画しているシェールガス由来の石油化学プラント設備増強プロジェクトの上流設備にあたるものです。プロジェクト全体は数千億円規模にのぼり、本分解炉で150万トン/年のエチレンが製造され、下流設備に供給されます。

当社およびハーティ・ペトロケム社は2012年にも共同でエクソンモービル向けに世界最大規模のエチレンプラント用の分解炉をシンガポールに納入しており、それに続いての納入実績となりました。

※ECI:Engineers and Constructors International, Inc. (テキサス州にある当社のプラント設計子会社)


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