ディーゼルエンジンの累計生産、1億馬力を達成
プレスリリース
三井-MAN B&Wディーゼルエンジン
株式会社 三井E&Sマシナリー(社長:岡 良一)は、このほど単一機種によるディーゼルエンジンの累計生産1億馬力を達成しました。
玉野機械工場(岡山県玉野市)で製造し、今治造船株式会社(社長:檜垣 幸人 氏)が建造中の14,000TEU型コンテナ運搬船(船主:正栄汽船株式会社)に搭載される三井-MAN B&Wディーゼルエンジン「11S90ME-C10.5」の建造をもって達成。本エンジンは、当社製造ディーゼル機関の累計生産6,555台目となります。
当社のディーゼルエンジン生産量は、2005年10月(1号機製作から77年4ヶ月)に累計生産5,000万馬力を達成してから12年8ヶ月で5,000万馬力を上乗せし、1928年の1号機製作から90年を経て累計生産1億馬力を達成しました。
また、2018年度の生産量は約388万馬力の生産を予定しています。
当社は1926年にデンマーク・B&W社(現:MAN Diesel & Turbo社)とディーゼルエンジンに関する技術提携を結んで以来、世界のトップメーカーとして生産実績を積み重ねています。
今後もNOx規制対応ディーゼルエンジンやガス焚きディーゼルエンジンの受注実績を生かした受注活動を展開し、これまで同様に、バルカーやタンカー、自動車運搬船、LPG船等向けさまざまなエンジンの受注にも注力しております。

1億馬力達成機種の主要目
機種 | 三井-MAN B&Wディーゼル機関 11S90ME-C10.5 |
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全長 | 約20.9m |
高さ | 約14.6m |
幅 | 約5.1m |
シリンダ径 | 900mm |
ピストンストローク | 3,260mm |
陸上試運転日 | 2018年6月19日(予定) |
累計生産馬力の推移
馬力 | 達成年月 |
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1号機 | 1928年(昭和3年)6月 |
1,000万 | 1976年(昭和51年)10月 |
2,000万 | 1987年(昭和62年)9月 |
3,000万 | 1996年(平成8年)12月 |
4,000万 | 2002年(平成14年)7月 |
5,000万 | 2005年(平成17年)10月 |
6,000万 | 2008年(平成20年)3月 |
7,000万 | 2010年(平成22年)6月 |
8,000万 | 2012年(平成24年)11月 |
9,000万 | 2015年(平成27年)9月 |
1億 | 2018年(平成30年)6月 |
担当
連絡先:株式会社三井E&Sマシナリー ディーゼル事業部 営業部
TEL:03-3544-3475
お問い合わせ先
連絡先:株式会社三井E&Sホールディングス 経営企画部広報室
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