7,000KW級ガスタービンコージェネレーション設備を引渡し

プレスリリース

-TOYO TIRE仙台工場向け-

(株)三井E&Sマシナリー(社長:岡 良一)は、(株)OGCTS(社長:鈴木 宏育氏)の省エネ共同事業者である、三菱UFJリース(株)(社長:柳井 隆博氏)より受注した、TOYO TIRE (株)仙台工場向けガスタービンコージェネレーション設備「MSC70」×2台を引渡しました。

今回、納入した「MSC70」は、ガスタービン単体で発電出力7,630kW、発電効率33.3%というクラス最高レベルの性能を誇り、コージェネレーションシステムとしても非常に高い総合効率を実現しております。

仙台工場ではこれまで、使用する電気と蒸気は石炭と使用済みタイヤを使った発電設備から供給されていましたが、自動車用タイヤの国内主力製造拠点の一つである仙台工場において天然ガスインフラが整備されることを機に、二酸化炭素(CO2)削減を主目的として、同工場で使用する電気・熱エネルギー源を、当社ガスタービンコージェネレーションシステムが担います。

三井E&Sマシナリーは中規模クラス(3~15MW)の高効率ガスタービンコージェネレーション設備を発電事業の重要な柱と位置づけております。
今後も、社会や人に役立つ製品・サービスを提供し、社会課題の解決に取り組んでまいります。

ガスタービンコージェネレーション設備

システムの特長

  1. 性能
    ・米国ソーラータービン社製「Taurus70」ガスタービン。発電端出力:7,630kW。単体での発電効率は33.3%。
    ・コージェネレーションシステムとしての高い総合効率(追焚装置付き)91.8%(追焚最大時、送気蒸気量:37.7t/h)。
  2. 環境対応
    ・燃料は天然ガスを使用するため、有害な排気成分がほとんど無い。
    ・ガスタービンは希薄予混合燃焼システム(SoLoNOx)により水噴射、蒸気噴射を行う事無く、排出NOx値を極めて低いレベルに抑えている。

担当

連絡先:株式会社三井E&Sマシナリー 産業機械事業部 営業部
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お問い合わせ先

連絡先:株式会社三井E&Sホールディングス 経営企画部 広報室
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