廃炉作業向け遠隔システムのデモルームを開設
プレスリリース
株式会社三井E&Sマシナリー(社長:髙橋 岳之)は、福島第一廃炉プロジェクトをはじめとする原子力関連施設の廃止措置の推進により、ロボット・マニピュレータ等の遠隔操作機器のニーズが高まりつつあるとの認識から、これまで核燃料サイクル分野を中心に展開してきた遠隔操作システム事業の強化・拡大のため、岡山県玉野市の工場内に遠隔システムデモルームを開設しました。


(左が200㎏タイプ、右が100㎏タイプ)
デモルームの整備により、機器供給を主体とした事業のみでなく、教育・訓練(運転、保守)やモックアップによる技術実証等のサービスも提供できる体制が整い、ソリューション事業も展開していきます。
当社は、原子力施設向けのロボット・マニピュレータで世界的に定評のある、ヴェリッシュミラーエンジニアリング社(ドイツ)と約30年間の提携関係にあり、日本国内のみに限定しても、ロボット11基、マニピュレータ300基以上の納入実績があります。
本デモルームは、約200平方メートルの展示エリア、約60平方メートルのミーティング ルーム、約130平方メートルのスペアパーツ保管エリアを備えております。
展示エリアには、2018年4月にプレスリリースしました「世界初のセンサレス制御技術を採用した高耐放射線性の廃炉作業向電動ロボットA1000SLシリーズ」を2基(200㎏タイプ、100㎏タイプ)、機械式マニピュレータを3種3基、自走式ロボットを1基、設置しており、お客様の多種多様なご希望に沿ったデモンストレーションが実施可能な環境を提供してまいります。
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