水産庁向け漁業調査船1隻を受注

プレスリリース

三井E&S造船株式会社(社長:古賀 哲郎)は、水産庁(長官:山口 英彰氏)向け漁業調査船「開洋丸代船」(以下 本船)を受注しました。

本船は、昨今の課題である水産資源の持続可能な利用の達成に向けて、水産資源の調査、研究及び管理を推進していくために水産庁本庁に所属する唯一の漁業調査船として現在稼働中の「開洋丸」の代船が建造されることとなります。
本船は、様々な海象下での調査を可能とする高い耐航性能と容易な操船性を有することから、竣工後には水産庁のより高精度な水産資源調査に貢献するものと期待されております。

現在稼働中の漁業調査船「開洋丸」も1991年に当社が建造しております。また、当社は本船の受注により2018年以降4隻の水産庁向け船舶(漁業取締船 3隻 ※うち2隻引渡済み、本船 1隻)を建造することとなります。
長きに亘り培ってきた特殊船建造技術により一層の磨きをかけ、今後とも日本の水産資源管理体制の一翼を担えるよう努めていく所存です。

完成予想図

主要目

総トン数 約2,350トン
全長 約87.55メートル
型幅 約14.00メートル
型深さ(上甲板) 約6.40メートル
航海速力 約15ノット以上
最大搭載人員 53名
竣工 2022年度中(予定)