メタノール焚き二元燃料エンジン(G80ME-C10.5-LGIM)国内初受注

プレスリリース グリーン戦略 舶用推進システム

株式会社三井E&S(本社:東京都中央区、社長:高橋 岳之、以下「当社」)は、このほど常石造船株式会社(本社:広島県福山市、社長:奥村 幸生、以下「常石造船」)より、メタノール焚き二元燃料エンジン「三井-MAN B&W 6G80ME-C10.5-LGIM-EGRTC」の国内初号機を受注しました。本エンジンは常石造船向けに4基納入される予定です。

この度の受注により、常石造船からのメタノール焚き二元燃料エンジンの受注は、G50ME-C9.6-LGIMの6基を含めて累計10基に到達し、今回はこれまでのG50ME-C9.6-LGIM(※)1よりもさらに大型となるエンジン(ピストンボア径80cm・連続最大出力(6cyl.機、L1点):28,260kW(38,400馬力)x 72min-1)の受注となります。当社は顧客のニーズにお応えすべく、舶用大型エンジンの二元燃料化に対応するための設備増強(※2)を2022年度より進めており、二元燃料エンジンを安定的に供給できる体制を構築しています。

当社は舶用推進システムサプライヤーとして、今後とも低炭素・脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

※1 前回受注時のプレスリリース:「メタノールを燃料とするばら積み貨物船向け 低速二元燃料ディーゼル機関(ME-LGIM)初受注」(2023年02月14日)
※2 関連プレスリリース:「船舶用大型ディーゼルエンジンの次世代燃料対応に向けた生産設備の増強工事に着手」(2022年11月9日)


お問い合わせ先

連絡先:株式会社三井E&S 経営企画部 広報室
TEL:03-3544-3147