2025年11月06日

Westports Malaysia向け港湾荷役クレーン計15基受注

プレスリリースグリーン戦略物流システム

株式会社三井E&S（本社：東京都中央区、代表取締役社長：高橋岳之、以下「当社」）は、2025年6月にWestports Malaysia Sdn Bhd（以下「Westports」）よりヤード用コンテナクレーン（三井パセコトランステーナ）15基を受注しました。

Westportsは、クアラルンプールから南西に50kmほど離れた場所に位置するクラン港にて、主要なコンテナターミナルを運営しています。クラン港は、世界でも有数の海上交易ルートであるマラッカ海峡に面し、マレーシアで最大の貿易港及び東南アジア地域における中心的な貨物積み替えのハブ港として、非常に戦略的な位置を占めています。

コンテナ取扱量の増加とサプライチェーンの変化に対応するため、Westportsは現在、新たなコンテナ施設の整備やインフラの改良を通じて、ターミナルの能力を拡大しています。今回新たに受注したクレーンは、これらの取り組みを支えるだけでなく、Westportsのオペレーションの効率性や荷役能力の向上に貢献します。

当社はこれまでWestports向けに三井パセコトランステーナ計218基及び岸壁用コンテナクレーン（三井パセコポーテーナ）計60基を納めてきました。今回の受注は、長年にわたって築き上げた両社の関係性と、当社の確かなパフォーマンスと確実性、そしてライフサイクルサポートに対するWestportsの継続的な信頼を示すものと言えます。

当社は今後もクレーンメーカーのパイオニアとして、日本そして世界各地の顧客へ高品質かつ革新的で持続可能なクレーンの提供を通じ、世界の港湾オペレーションの発展に寄与してまいります。