メンテナンスと修理

メンテナンス経験が10年以上、20年以上というベテランスタッフが各地域の拠点をベースにメンテナンス・修理と部品供給を通してクレーンの稼働率アップに貢献しています。

サービス

  • 部品供給
  • メンテナンス
    ・日常メンテナンス
    ・定期メンテナンス(月次、3カ月、年次)
    ・官庁検査受検用点検・整備(2カ年ごとの性能検査と受検申請代行)
  • 指導員派遣(工事/技術)
  • 修理と小改造工事
  • コンサルタント・サービス
    ・構造物と機器の診断
  • 安全対策
  • リミット監視装置
    リミットスイッチ不具合による事故を避けるために、リミットスイッチをダブルに取り付け、PLC(Programmable Logic Controller) で両方のスイッチを監視して異常がある場合は故障信号を出し、クレーン運転士に警報で知らせます。
  • 衝突防止装置
    光センサー、電磁波、超音波、レーザーセンサーなどでクレーン相互の衝突を防止します。(警報発令又はクレーンの自動停止)

既設クレーンの近代化

既設クレーンを大型、高速化して大型コンテナ船への対応を図ったり、荷役・運転・保守向上のための高機能化など、「既設クレーンの近代化」を進めています。下記の各種改造プランの立案から輸送、工事、テストまで「据え付け試運転調整渡し」で施工します。

性能アップ

  • クレーン本体の嵩上げ
    クレーンの脚部を嵩上げしてコンテナ船の大型化に対応します。
    ・第2世代と第3世代 → パナマックス型
    ・パナマックス型 → ポストパナマックス型
  • アウトリーチの延長(ブームの延長)
    ツイントロリー・タイプの場合は弊社が最近開発し好評を頂いておりますコンピューター式振れ止め装置とシングルトロリーとの組み合わせで、ブームの延長を最小にしてアウトリーチを伸ばすことができます。
  • 横行スピードのアップ
  • 吊り上げスピードのアップ
  • 吊り上げ定格荷重のアップ
    ISO規格では吊り上げ定格荷重は30.5Tですが、今次オーバーウエートコンテナが急増しているため、軽量スプレッダーの採用、横行トロリーの改造等と組み合わせて吊り上げ定格荷重のアップを図れば、本体構造物への荷重負担を最小にすることができます。


オペレーティングサポート

モニタリングシステム

  • 故障診断装置
    トラブル箇所の発見が容易になり、故障を箇所を素早く復旧することができます。
  • クレーンモニタリングシステム
    運転および荷役処理等の情報が的確に把握でき、記録が残るとともにオペレーション管理の向上を図ることができます。(制御装置をデジタル化すれば上記装置を簡単に設置することができます)

施設の整備と改造

  • エレベーター設置
    運転およびメンテナンス作業時のクレーンへの昇降が非常に楽になり、作業環境の改善とともに能率向上に寄与します。
  • ディーゼルエンジン発電設備の設置
    商用供給電力の不足または停電が多い場合はコンテナタイプのディーゼルエンジン自家発電装置を新設し、クレーンの稼働率を上げることができます。
  • スプレッダー
    堅牢でシンプルなフレーム構造の本格的なテレスコスプレッダーや軽量型など各種のスプレッダーを供給しています。

その他

  • フルメンテナンス
    メンテナンスのコスト削除および運転操作や荷役の向上を目的とした各種装置と改造案が多々ありますので、お気軽にご照会願います。


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アフターサポートに関するお問い合わせ
物流システム事業部 テクノサービスセンター

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