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ドローンスナップ:設備点検・巡視用フライトファイル作成アプリケーション
ドローンスナップで、ドローンの自動飛行ルートを簡単に作成でき、ドローンスナップ クラウドで、撮影した画像を効率的に管理することが可能です。
「ドローンスナップ」は三井E&Sがゼンリンデータコムと共同開発したアプリケーションです。アプリケーションに点検対象設備の3Dモデルや点群データを読み込み、ドローンの自動飛行ルートを作成できます。あらゆる大型設備や幅広い機種のドローンに対応しています。
「ドローンスナップ クラウド」は、ドローンで撮影した画像をクラウド上で管理できるサービスです。ドローンスナップとも連携でき、撮影画像の自動振り分け、時系列での比較やAIによる錆判定も可能です。
特長
- 簡単にドローンの自動飛行ルートの作成ができます。
- ドローン操縦者の技量に依存せず、誰でも精度の高い点検画像を撮影できます。
- 3Dモデルを用いて、撮影予定画像の確認をしながらドローン撮影位置・カメラアングルの設定が可能です。
- ドローンがすべて自動で飛行・撮影するため、効率的かつ安全に点検が実施できます。
- 従来の人の手動操作によるドローン点検に比べ、無駄なく効率的に撮影できます(手動操作では3日かかるものを、0.5日で実施可能)。
- 撮影漏れ(点検漏れ)がありません。
- 従来の人による目視点検に比べ、点検時間を短縮できます。(人による目視では、1.5日かかっていたものを、0.5日で実施可能)
ドローンスナップ活用事例(代表事例)
港湾クレーンの構造物外観目視点検
~大幅な効率化と撮影時間の短縮を実現~
クレーンは月次・年次点検の実施が法令で定められています。点検項目には構造物点検があり亀裂や錆、腐食の有無の確認等を人間の目視で実施しています。そのような中、労働人口の減少に伴い実作業を行う技術者不足や熟練技術者から経験の浅い技術者への技術伝承も課題となっています。クレーンは複雑かつ大型な構造物であるため点検時には足場や重機が必要であり、また高所での作業となるため作業員の安全性にも課題がありました。
当社は、クレーンメーカーとしての知見と長年培ってきた点検ノウハウをもとに、ドローンスナップを活用し、ドローンによる自動飛行と自動撮影を実施することで大幅なコスト削減と効率化を実現しました。また撮影箇所や撮影予定画像を事前に確認できることで、経験の浅い技術者でも高精度で点検に耐えうる画像の取得を可能にしました。
構造物の外観をドローンで自動撮影
ポイント
- 重機や足場は不要。
- 事前に飛行ルートの設定や撮影予定画像が確認できる。
- 飛行から撮影まですべて自動。
- 錆についてはAIで自動判定(ドローンスナップクラウドご利用の場合)。
- 自動飛行中に、詳細確認したい箇所があれば、その場でドローンを手動飛行に切り替えての撮影も可能。
- 短時間で漏れのない撮影が可能。
撮影時間:約30分
撮影枚数:262枚
3D飛行ルート作成画面
撮影予定画像と実際の撮影画像



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成長事業推進事業部 マーケティンググループ ドローンチーム