データ集約・連携による海運・港湾・陸運への最適物流を提供

国内トップシェアを誇る港湾荷役機器、TOS(Terminal Operation System、商品名CTMS)メーカーとして、荷役作業管理、維持・保守管理、エネルギー管理、サプライチェーン管理に関わるデータを集約、分析し、シミュレーション技術と組み合わせることで物流生産性を向上させ、港湾従事者の負担軽減、ゼロ・エミッション化を支援します。


特長

「港湾デジタルソリューション」は、「デジタル港湾ソフト」と「アプリケーションシステム」の二つから構成されます。

デジタル港湾ソフト

  • シミュレーション
    TOSと連携した荷役シミュレーション結果から、より良い運用計画の決定を支援。
    TOSのデータを用いて過去を再現。プランナートレーニング効果向上。
  • デジタルツイン
    コンテナターミナルの主要なデータを集約し、リアルタイムに可視化。
    作業確認性の向上と遠隔管理を実現。
  • ダッシュボード
    KPI(Key Performance Indicator)や効率指標をリアルタイムに表示。
    シミュレーションと組み合わせることで最適運用方法の検討が可能。

アプリケーションシステム

  • 荷役作業管理
    日立製作所製AIを活用した荷役計画立案と、シミュレーションによる計画評価を行うことで、プランナー業務の負担軽減やより良いコンテナターミナル運用を実現。
  • 維持・保守管理
    遠隔状態監視システム「CARMS(※1)」、点検情報管理システム「CREWS(※2)」を活用し、荷役を止めないメンテナンスを実現。
  • サプライチェーン管理
    コンテナターミナル×陸運のデータ連携により、渋滞解消、ターンタイム極小化を実現。
  • エネルギー管理
    荷役計画データをもとにコンテナターミナルの消費電力を予測。省エネ、CO2排出量低減を実現。

※1 「CARMS」は、当社が提供するクレーン遠隔モニタリングシステムの商標です。
※2 「CREWS」は、当社が提供する点検管理システムの商標です。


今後の展開

「港湾デジタルソリューション」を早期に提供することで、データドリブンによるコンテナターミナル運用を実現します。
様々な判断基準や予測困難な外的要因(本船、トレーラーの計画や気象影響)が存在するコンテナターミナルの運用計画において、個別の荷役作業を最適にするだけでなく、荷役機器の維持・保守、エネルギー、陸運との連携等も考慮して、コンテナターミナル全体の運用を最適化します。

デジタル港湾ソフトと4つのアプリケーション領域

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