当社グループは、地域社会とのコミュニケーションを大切に考えており、各事業場の従業員による環境保全活動や社会貢献活動を通じて、持続可能な社会づくりを目指しています。


工業系学科を新設し、玉野市と共に技術系人材を育成

1917年に岡山県玉野市で創業した当社は、「ものづくり産業を支える若者育成」のため、玉野商工高等学校への工業系学科の新設を柱とした「たまの版地方創生人材育成プロジェクト」に玉野市と共に取り組んでいます。2018年4月に設立した同校機械科新設のための資金提供に加えて、実習施設や実習技術指導者の派遣等、総額1億円の支援を行っています。同プロジェクトにおける玉野市と当社の取り組みが高く評価され、2019年度に内閣府が創設した「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)に係る大臣表彰」を玉野市と共に受賞しました。同校機械科は、日本で初めて企業内の機械実習施設を活用する特徴ある学科として注目されており、玉野市のみならず近隣の岡山市・倉敷市からも入学者が学んでいます。

実習の様子


小学生向け職業体験授業への講師派遣

玉野事業場近隣の小学6年生向けに職業体験授業として、当社グループ会社の社員が講師となり、機械部品の損傷原因調査、大気中の有害物質の計測、騒音計測など事業に関わる内容を紹介しました。また、大分事業場においても、大分市が主催しているヤングキャリアアドバイザーとして当社社員が中学校へ講師派遣されています。当社からは4名の社員が大分市内の中学校、計6校で講演を行い、各講演ではクイズなどを交えながら、当社の事業や仕事について楽しく学んでいただきました。


小学生の工場見学受け入れ

玉野事業場近隣の小学生による工場見学を定期的に受け入れています。


地域の清掃活動への参加

玉野事業場では毎年海開きに先立って開催されるリフレッシュ瀬戸内(渋川海岸海浜清掃)に参加し、清掃活動を行っています。また、大分事業場では、毎年6月の環境月間に一斉ゴミ拾いを実施しています。2023年度も事業場前の産業道路の歩道や中央分離帯など、構内に加えて地域の清掃活動を展開しました。